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私も被弾したので、郵便でもお知らせを受け取っています。
某(笑)銀行で投信残高があると振込手数料無料等の優遇があるので、東南アジア株式インデックスを最低額の1万円だけ買って放置していました。
故に償還されても大きな影響がある訳ではなく、売ってから他の銘柄を1万円買い付ければ良いので大して困りません。
でも、それなりの金額を中長期で投資するつもりだった人は困りますよね。
欧州と中国と東南アジアは残ってもいいかなと?
特に東南アジアはインデックスで安く投資できる限られた手段であったと思います。
(まあ、お前も1万円しか買ってねえだろと言われるとその通りですが、タイミングとか他商品との兼ね合いで増やせませんでしたがずっと投資対象候補ではありました。)
ブラックロックは同時にi-mizuhoシリーズの他11ファンドについては信託報酬を下げてiシェアーズに名称変更することも発表しています。
確かにみずほグループ専用で出発したi-mizuhoの名称では販売金融機関も広がらないだろうし、iシェアーズのブランドなら金融機関にも投資家にも訴求できるかも知れませんね。
しかしながら、昨今の信託報酬低廉化の中では引き下げが後手かつ中途半端な印象は否めません。
例えば、先進国0.405%程度・新興国0.4752%程度の年間信託報酬で純資産総額を伸ばせるのでしょうか?
ブラックロックはiシェアーズの国内上場ETFシリーズも償還を含む再編をしたばかりであることを忘れてはなりません。
よく言えば修正が早くて商品を整理しブラッシュアップしたとも言えますが、日本市場で安易に始めて見込み違いだらけとなり少々不採算なだけで顧客は後回しでも平気で商品リストラするとも言えます。
日本でiシェアーズのETFや投信に長期投資するのはリスクが高いという印象を与えてしまった感はあります。
勿論、米国本国で上場されているETFシリーズをブラックロックが簡単に償還することはないでしょう。
日本に安易かつ拙速に進出した外資系企業が簡単に事業を撤退したり縮小したりする行動はブラックロックの金融商品でも同様であり、有名な「iシェアーズ」シリーズだから安心して投資できるなんて信頼すべきではないことが示されました。
鶏が先か卵が先かの議論になりますが、簡単に償還する方針の企業が提供するETFや投信に資金を投入し続ける程日本人もお人好しではないので、ブラックロックは本邦投資家からの信頼回復に努めなければ更に償還するファンドが増えるという悪循環にもなりかねません。
「i-mizuho」を潰して「iシェアーズ」に看板を付け替えるのなら、名前ではなく中身でブラックロックがブランドを示し、日本市場において信頼を回復することを切に願います。
