2023年10月27日

松井証券の「投信残高ポイントサービス」は信託報酬自社分を実質全還元の大盤振る舞い!?

松井証券は8月31日付けで「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」の11月開始予告をしていましたが、10月27日付けで本件について再度ニュースリリースを出しました。
が、アップデート情報は少なく全ファンドのポイント還元率を明示しただけのようです。

私が興味のある数銘柄を確認した限りではやはりポイント還元率が「信託報酬販売会社取り分(税抜)」とピタリと一致しています。
つまり「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」とは投信の販売会社たる松井証券の信託報酬取り分を最大1%まで丸々還元する大盤振る舞いサービスということになります!

そう説明すればいいのに、
●素人相手に細かいことまで説明したくないのか?
●後から還元率を下げる(つまり改悪しやすい)余地を残しておきたいのか?
は不明ですが、何を基準に還元率を設定したのかは明かしていません。

本当に全てのファンドで還元率を信託報酬取り分で設定しているかは約1700ファンドで確認する必要がありますが、心配性で検証したい人はご自由にどうぞ。(笑)
信託報酬販売会社分が1%を越えるファンドを保有している人はまずいないと思われ、ほぼ全ての人にとって松井証券が貰うべき信託報酬を顧客に全てポイントで還元してくれる(=投信販売で松井証券に利益は残らない)太っ腹過ぎるサービスだと思います。

話が美味しすぎますが、何か落とし穴はないのでしょうか?
落とし穴と言う程ではないですが、「エントリーの流れ」に関する説明を読むと、ログインID・氏名・メアドを入力した後の完了メールサンプル画面に「当月内の月間平均保有額を元に、還元率に応じたポイントを付与します」とあるので、これはおそらく毎月エントリーが必須で、やらなければ保有していてもポイントは付与されないものと予想されます!!
「毎月エントリー要」とは明確に説明されていませんが、誰だって面倒で嫌がられるのであまり明確に言いたくないのでしょうね!?

面倒なことをやらせる狙いは2つあると思います。
●投信販売の利益を全て手放した訳ではなく、面倒で最初からやる気のない人やエントリー忘れる人が一定割合いれば、その分は利益として松井証券に落ちる
●全還元しているのだから他サービスを使わせなければ商売にならないので毎月ログインする機会を作って投信保有だけで放置させない(メイン証券化)

毎月エントリーが必要であったとしても個人的にはとても魅力的な還元サービスだと思います。
今後の基本的な使い分けは、還元率が同率の低コスト投信ならSBI証券、還元率が上回る場合は松井証券で投信を保有する方針で考えています。

一例を挙げると(私にその意思は全くありませんが)、つみたてNISAにも採用されたiFreeNEXT FANG+インデックスは税込み信託報酬0.7755%と高めですが、販売会社の税抜き信託報酬も0.32%あるので松井証券で保有することで実質信託報酬を0.4555%まで下げることが出来て保有しやすくなります。
これをSBI証券で保有しても0.1%還元なので、両社の還元差は0.22%まで広がり違いは大きい。

だからと言ってNISA口座を松井証券に変更する予定はないし(信託報酬取り分全還元と明言しないように高還元率の継続性には疑問)、投信残高サービスのもう少し詳細な情報を確認したいし、他ネット証券で保有中のファンドを松井証券に移管するとしても来年以降なので少し様子見してから利用開始するつもりです。

毎月エントリー要となりそうな点は残念ですが、その面倒を差し引いても信託報酬自社分全還元は太っ腹で魅力的な施策なので高く評価したいと思います!
MATSUI Bankを含めて来年の新NISAに向けて一番積極的に施策を打ち出しているのは松井証券だと思うので「投資をまじめに、おもしろく。」の姿勢に今後も期待します!

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posted by 韋駄天太助 at 20:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月21日

ニッセイ・S米国株式500インデックスファンドが信託報酬0.5775%で登場!低下競争はワールドから飛び火?

ニッセイアセットマネジメントは11月13日に「<購入・換金手数料なし>ニッセイ・S米国株式500インデックスファンド」を設定すると発表しました!

驚きはその信託報酬でなんと税込0.5775%で他の米国株指数連動ファンドを圧倒的に凌駕します!
うん?この数字には見覚えがありますね。
そうです!全世界インデックスファンドのeMAXIS slim、その前は野村「はじめてのNISA]シリーズ、その前は日興Tracersが設定した信託報酬です。

こんな中途半端な数字にピタリと一致するのはニッセイがカテゴリーの違う米国株連動ファンドで最安値を設定する際に全世界にもコストで負ける訳にはいかずインデックスファンドの最安値として強く意識したからでしょう。
その為に連動指数としてS&P500を使わずに「Solactive GBS United States 500」という馴染みのない指数を使ってライセンスフィーを下げる努力をしています。

さて、ニッセイの公式発表にはありませんが日経によれば「ニッセイアセットはソラクティブの指数を活用し、年内にも外国株ファンドを追加投入する方針」だそうです。
しかしながら、同時に「ニッセイアセットは11月から投信の新シリーズ「ニッセイ・S」を投入する」と伝えましたが、実際には<購入・換金手数料なし>シリーズの1ファンド扱いだったので内容の正確性には疑問符ですね。

無理矢理まとめると、「ニッセイアセットは<購入・換金手数料なし>シリーズにソラティブ社の指数に連動するファンドの名称に「S」を付けて追加し、第一弾が今回の米国で第二弾は年内にも外国株ファンドを予定している」ということになりますかね?

でも、抽象的に外国株ファンドって何やねん?
日経平均でもTOPIXでもないことだけは確かですね!?

インデックスファンドで普通にイメージするのは先進国株指数なのかなと思います。
しかしながら、今回の米国株カテゴリーではシリーズにS&P500連動等の既存ファンドがないので思い切った低コストで勝負できたのだと思います。
ニッセイは先進国カテゴリーではシリーズ最大となる純資産総額5千億円を越えるコクサイ指数連動の既存ファンドを持っています。
このカテゴリーで0.5%台の信託報酬で「S」ファンドを出すことは自社の利益も削りに行く行為であり先進国株指数なのかも疑問符です。

ニッセイが弱いのは新興国株式ファンド(純資産36億円)とGDP型バスケットを採用する全世界ファンド(純資産17億円)なので、このカテゴリーなら同シリーズで格安版「S」を出して食われても大きな影響はありませんね。
でも、新興国や全世界を「外国株ファンド」とは普通言わないよね。

ということで、年内の第二弾が何なのか?
来年以降も第三弾・四弾と続いて<購入・換金手数料なし>シリーズの中に「S」ミニシリーズが出来るような形態になるのか?気になります。

「風が吹けば桶屋が儲かる」という程遠い話ではなく、間違いなく「日興Tracersが全世界ファンドを0.5%台で出したからニッセイから米国株ファンドが0.5%台で出て来た」訳で繋がっています。
米国と日本を含む先進国と新興国を時価総額加重平均した全世界の信託報酬が0.5%台なら、米国カテゴリーはそれ以下の信託報酬でなければコスト構造的に説明がつかない訳で、全世界の安売り競争が米国・日本・先進国・新興国の各カテゴリーにもコスト下げ圧力として働くのは自然な流れです。

ニッセイ・Sの次の一手にも期待すると共にeMAIXS slim等の他ファンドの対抗策にも期待します!
やっぱりコスト構造的には信託報酬が、日米<先進国(コクサイ)<全世界(ワールド)<新興国の順番になるのが自然なので米国の0.5%台はまだ少し高いですね!?
(文句はコスト構造無視のワールドに!)

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2023年10月14日

MATSUI Bankとは住信SBIネット銀行松井支店であーる!使い勝手はまずまず良好!?

ニッチ過ぎてあまり話題にもなりませんが、それがいい!
松井証券顧客限定の銀行サービス「MATSUI Bank」を開設してしばらく使ってみました。

受付初日にeKYCで申し込んだところ、20分後には口座開設され初期パスワードもSMSで通知されログイン可能となりました。
その後はスマホアプリで初期設定することになりますが、1つ大きな失敗をしました。

スマホアプリで取引するためには携帯電話番号での認証を行う必要があるのですが、デフォルトでは松井証券登録済みの携帯番号となっています。
私はこの番号を普段持ち歩くスマホで使っているのですが、銀行アプリは入れたくないので別のサブスマホで使いたい。
よって、サブスマホにアプリをインストールして初期設定を行い、メインスマホに届いたSMSの認証番号を入力すれば通過するものだと思って設定を進めました。
ところが、登録番号のSIMが刺さってないと認証されないようなので登録携帯番号を変更しようとしたところ不正対策で1カ月程度は変更できないと表示され変更を却下される。
SIMを差し替えれば済む話だろうと思うかも知れませんが、メイン番号はeSIMでサブは対応してないので無理なのです。詰んだ!?
仕方なくメインスマホにインストールして1カ月程度は使う羽目になりました。
(説明は読みながらやりましたが、おそらくここまで詳しい注意書きはなかったと思います。)

一度認証してしまえば、スマホアプリで次回以降のログインは6桁のPINコードを入力するだけなので手間は掛かりません。
アプリ自体は住信SBIネット銀行のモノをMATSUI用にカスタマイズしただけなので中身はよく出来ていますが、やはりPCで行うようにはサクサク動いてくれずに画面遷移もワンテンポ待たされます。

説明を読むとPC不可でスマホアプリでしか取引できないかのようにも思えるのですが、実はPCでもMATSUI Bankにログインして普通に取引できます!
但し、まず先に松井証券にログインしないと松井バンクのログイン画面には辿り着けない仕組みになっているので若干手間が掛かります。

@松井証券サイトでID・パスワードを入力してログイン
A「MATSUI Bank」のタブをクリック(銀行残高の確認だけならこの画面で可能)
B更に「MATSUI Bankサイトへ」をクリックして「起動する」をクリック
Cユーザーネーム入力済の状態で住信SBIネット銀行のログイン画面が立ち上がるので松井バンクのパスワードを入力してログイン
これで普通に快適にPCでMATSUI Bankを使えます!(が、辿り着くまでに複数クリックと入力要)

松井にとっては銀行サービスだけ使われても旨味はないので、PCで使うなら証券サイト経由、銀行だけ直接使いたいなら決して快適ではないスマホアプリで自由にどうぞ!ということですかね?
使い勝手の悪さはこれらだけですね。

取引をPCサイトでするかスマホアプリかは個人の嗜好や用途で使い分ける方が効率的ですね。
私もできるだけPCで行いたい派ですが、振込するだけならPCで取引してもスマホアプリでの認証を求められるので、目の前にPCがあってもスマホアプリでログインして取引する方が断然早いと思います。
入出金明細を過去から隈なく見たいなら画面が広くサクサクのPCサイトが便利でしょう。

口座は「住信SBIネット銀行」「松井支店」に開設されますが、これがいいんです!
MATSUI Bankと住信SBI間の振込手数料が相互に無制限無料になるなんて小さな話ではなく

@インフラと運用を住信SBIに丸投げだから安心!?
証券会社が始めた銀行業ではあるのですが、インフラと運用はネット銀行トップの住信SBIに丸投げしている訳なので、セキュリティなど素人運用の不安感はありません。
サイトもアプリも住信SBIそのものであり、松井バンクは住信SBIの松井支店だからこそ最初から完成された銀行サービスを提供できます。

A即時入金サービスに住信SBIが対応していればMATSUI Bankも対応!
住信SBI松井支店なので、ネット銀行の中でも強みである住信SBIの即時入金に各証券が対応していれば即ちMATSUI Bankからの即時入金も可能です!
普通に対象金融機関で住信SBIネット銀行を選んで支店の選択肢で「松井支店」を選ぶだけです。
この際にユーザーネームとパスワードを入力する必要がありますが、1つ欠点があるとすればユーザーネームは登録メールアドレスで指定されてしまうこと。
メアドは普通10文字以上と長く即時入金時に入力するのは煩わしいのですが、これは辞書登録することで解決できます。
例えば、私の場合abcdefg@xxxx.co.jpとすれば最初の二文字”ab”で変換候補にこのメアドが表示されるように辞書登録しておきます。
半角入力でも変換してくれるし入力間違いもないし、松井バンクから即時入金したい場合もハンデになりません!

今のところ、@PCでのログインが若干手間、Aスマホアプリの動作が若干重いこと以外の使い勝手は「住信SBIネット銀行」そのものであり悪くないです。
(スマホアプリの重さは住信SBIも同様だと思います。)
デビットカードも発行していないし、「アプリでATM」も利用予定はないのでこれらの使い勝手は不明です。

私も松井証券に口座がなければわざわざMATSUI Bankの口座開設はしなかったと思いますが、後は普通預金金利の0.2%が長く維持されることを望むだけです。
定期預金キャンペーンだの、プログラムで振込手数料何回無料だのは不要です!地味に普通預金金利だけ高ければそれでよし!

普通預金の金利0.2%なら他行でもあるのでわざわざ口座開設する必要はないと思いますが、松井証券はSBI証券の還元を上回りそうな投信残高ポイントサービスも始めるので銀行サービスでセットで松井証券とお付き合いを始めたい人にはMATSUI Bankもお得だと思います!
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posted by 韋駄天太助 at 11:23 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月06日

マネックス証券がドコモと資本業務提携!d払い・dカード積立の導入は確実!?

マネックス証券がNTTドコモとの資本業務提携を電撃的に発表しました!
情勢状況を考えれば可能性としてはあり得るんだけど、実際にこうなると予想した人は少ないでしょう。

マネックスグループは引き続き51%の株式を保有するものの、24年1月4日以降はNTTドコモの連結会計上の子会社となり、マネックス証券はNTTグループ入りする訳です。
マネックス証券の経営の独立性を尊重すると言っても、マネックス証券の儲けも損失も親であるドコモが被ることになる訳で、証券業に対してもドコモの関与(=マネックスが拒否したくても資本の論理で従わざるを得ないこと)が強くなることが予想されます。

ドコモから見れば、
●携帯キャリアのKDDI/ソフトバンク/楽天はグループ内に証券会社を持っている
●au/ソフトバンクは料金プランに金融サービスとのセット割を組み込み始めたが、持たざるドコモには対抗手段がない
●来年の新NISAからは証券サービス利用が国民に広がっていく可能性があり、通信サービスとの親和性がより高くなると予想される
ことから、証券会社の買収を急ぎたい。

マネックスから見れば、
●SBI/楽天の国内株式手数料無料化についていけず、このままでは劣勢が予想される
●新NISAにおいても新規口座獲得するために特段のメリットを提供できない
●総じて独立系のままでマネックスが今後も生き残っていけるかは不透明な状況である
●カード積み立てはSBIグループのアプラスとの提携で実現しているが、いつまでもライバルグループとの提携は続けられず、代わりのカード会社を探す必要があった
ことから、dカードを持つ最大手キャリアの傘下なら悪い話ではない。

どちらから持ち掛けた話かはわかりませんが、どちらにもメリットの大きい話で相思相愛だったのでしょうね。
ドコモから見てもSBIグループは大きいし、北尾氏がドコモの傘下に入ってハイハイ言うこと聞く訳がないし、独立系でそれなりの規模なら候補はマネックスか松井に限られますね。

業務提携の内容も一部具体的に示されています。
「d ポイント・d 払い・d カード・d アカウント等の NTT ドコモのサービスとマネックス証券のサービスの連携を強化し、
d ポイントでの特典設計として取引・残高や口座開設に応じたポイント還元や、
d 払いを通じた入出金や積立、d カードによる積立もできるよう検討」

わかり易く一言で言えば、マネックス証券がドコモのd証券になるということですかね?
はい、違いますね。(笑)
いつまで有効かはわかりませんが、社名は変更しないことで合意しているようです。
ドコモから見れば、マネックスはグループのd証券という位置付けですね!?

具体的には、
●マネックスポイントをdポイントに置き換えるか、交換率でのdポイント優遇
●カード積立をマネックスカード(アプラス提供)からdカードへの変更と、d払い積立(楽天で言うところの楽天キャッシュ積立に近いか?)の追加
●投信購入時のdポイント充当
などは比較的早期に実現されそうですね!?

マネックスから見れば、今は投資経験のない層も含めて国民の何十%を占めるドコモ利用者から通信と金融の連携を通して証券サービスに引き込んで新NISAも開設して貰うことを考えたいですね。
カブコムもauの傘下入り当初はむしろ証券素人に荒らされた感じのつまづきも感じられましたが、その後は徐々にサービス面でも向上して来たと思います。

例えばの話、親会社に体力があれば少々の赤字なら構わないしシェアが大事だからSBI・楽天に対抗して国内株式手数料無料化で対抗しろという判断だってあり得ます。(そんな赤字はドコモにとっては屁でもない!?)
ということで、ドコモ側がネット証券サイドの専門性や知識経験は尊重しつつ、上手く関与を強めていくことでSBIと楽天をマネックスが追い上げていくことも夢ではないでしょう。

ドコモ傘下における新たなマネックス証券の施策や新サービスに期待します!
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posted by 韋駄天太助 at 16:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年10月01日

金利0.2%のMATSUI Bankが10月1日に始動せずも各証券の即時入金にアレで対応済?

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記事をアップしてから気づきましたが、トップページのお知らせにはないものの、「サービス」の項目から「MATSUI Bank」を選べばサービス内容や申込方法が記載されているようです。
「MATSUI Bank」は10月1日に起動!始動しました!
https://www.matsui.co.jp/bank/
記事は変えずに残して、使い勝手やサービス詳細については後日に別途アップするかも知れません。
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松井証券が来年の新NISAに向けて果敢に攻めています!
新NISAにおいて日本株・米国株・投信の売買手数料無料化を一本目の矢、
最大1%の投信残高ポイントサービスが二本目の矢とすれば、
三本目の矢がこれでしょう!

松井証券客限定の銀行サービス「MATSUI Bank」を提供開始(予定)!

POINT1:松井証券口座への自動振替(スイープ入金)・即時入出金が可能!
POINT2:円普通預金金利が業界最高水準の年利0.20%(税引後年0.1593%)!
POINT3:ATM・銀行振込が毎月5回まで手数料無料で使える!
POINT4:「MATSUI Bankデビット」の利用で、松井証券ポイントが1%貯まる!
POINT5:「MATSUI Bank」アプリ上で銀行取引・サービスが利用できる!

何と言っても目を引くのは年利0.2%の普通預金金利でしょう。
キャンペーン金利ではないと言っても、最初は無理しても高金利を提示して「釣り」たい訳で長期間で維持されると期待すべきではないでしょう。(後で改悪改悪と騒がないように!?)

松井証券とのスイープや即時入出金は個人的には然程(本音は全く!?)魅力ではないのですが、金利0.2%で他証券との入出金にも使えれば待機資金の置き場として最適かと考えました。
SBI新生銀行もSBI証券との連携は抜群でダイヤモンド会員なら無料振込月50回なので他証券の資金置き場として困りませんが、キャンペーンで提供されていた金利0.2%は9月28日で終了して金利は0.1%に下がりました。

これでも普通預金金利としては高金利ですが、auじぶん銀行は条件を満たせば金利0.2%になります。
無料振込回数も最大月15回になるのですが、各証券の即時入金にはほぼ対応せず証券待機資金の置き場としては使い勝手に劣ります。

そこで松井証券は「MATSUI Bank」を住信SBIネット銀行が提供する「NEOBANK(ネオバンク)」を活用して提供するので、各証券会社の即時入金にほぼ対応済みの「住信SBIネット銀行」の一支店扱いで即時入金できるのではないかと密かに期待していました。
(各証券から見るとMATSUI Bankはインフラとして利用される住信SBIネット銀行の一支店扱いとなり、既に即時入金対応済なので松井との個別交渉は必要ないかと?)

もし対応しない場合でも手間の問題だけで、「住信SBIネット銀行同行間」の銀行振込は何度でも無料と説明されているので、MATSUI Bankから住信SBIに振り込んだ後に各証券のサイトから即時入金可能です。
(まあ、この書き方からも「MATSUI Bank」は実質「住信SBIネット銀行」の「松井支店」という扱いに近いと想像できます。)

ということで詳細情報を待っていたのですが、続報はなく提供開始予定日の10月1日を迎えました!?
「MATSUI Bank」は開始予定日に起動せず!始動せず!?
予定だから間に合わないこともあるだろうが、予定日を知らせたのだから「事情により遅れます」の説明は一言あって然るべきではないですかね?

仕方ないので各証券にログインして住信SBIネット銀行の即時入金を確認してみたところ大発見がありました!
SBI・楽天・マネックスの3社で確認してみましたが、即時入金で住信SBIネット銀行を選んで先に進むと支店の選択画面で「(マツイ支店)MATSUI Bank」の選択肢が表示されました!
つまり、3社に限らず各証券会社やFX業者が「住信SBIネット銀行」の即時入金に対応していれば、マツイ支店の扱いである「MATSUI Bank」からも即時入金できる可能性が限りなく高まりました!

私のイメージでは、「MATSUI Bank」とはSBI証券連携のハイブリッド預金がなく松井証券と連動する金利0.2%の「住信SBIネット銀行」「松井支店」であーる!?
現時点の判断では、証券待機資金の置き場としても最適で使い勝手も良さそうで当面の金利も高く魅力的であーる!

ということで、サービス詳細を確認した上で「MATSUI Bank」開設申し込みの方向で考えていますが、銀行口座数は増やしたくないので代わりに1つ切りたいのですが候補がない。
同系列の「住信SBIネット銀行」某支店の口座を切れれば一番ですが、ほぼ休眠でも使うこともあるし、今後ハイブリッド預金を復活させる可能性もゼロではない。

しばらくは並行して使いながら整理したいと思いますが、「MATSUI Bank」は結局いつから開始でいつから申込受付なのかをハッキリさせてくれ!
予定に間に合わずバタバタしているかと思いますが、楽しみに待っているので松井さん、お願いしますよ!

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posted by 韋駄天太助 at 11:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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