2024年07月26日

松井証券がJCBクレカ積立を25年以降に開始し投信残高ポイント高還元も継続?

本日の日経新聞で報じられていますが、松井証券がJCBと組んでオリジナルシリーズを対象にクレカ積立で「OkiDokiポイント」を付与するサービスを2025年以降に始めるようです。
(オリジナルだけなので、JCBブランドの楽天カード等は含みません。)

これでネット証券主要5社は全てクレカ積立が出揃うことになるのですが、ウーン松井証券もどうせやるなら新NISAに間に合わせて準備した方が良かったでしょうね。
普通の人は保有クレカ枚数も毎月の積立額もホイホイ増やさない(増やせない)ので、クレカ積立は先行者利益が大きいと思います。
(楽天証券がSBIに並ぶ二大ネット証券に伸し上がったのも真っ先に始めたクレカ積立で口座数も残高も急増させられたことが大きい)

新NISA開始時の獲得競争が終わった後に最後発で出してくる松井がクレカ積立で客を集めるには他社のクレカ積立から切り替えさせて奪う必要があると思いますが、キャンペーン期間だけでなく他社を上回る条件を出してくるか注目ですね。

松井証券は昨年から業界最高水準の投信残高ポイントサービスを提供していますが、私はこの施策をクレカ積立非提供の松井証券が投資信託で客を呼び込むための出血サービスと見ていました。
何らかの目玉がないと敢えて松井証券で投資信託を購入保有する動機もありませんからね。

よって懸念されることは、松井証券がクレカ積立を始めるなら投信残高ポイントサービスは廃止か縮小の方向に向かうかも知れないこと・・。
これについても日経新聞は「保有投信に対する毎月最大1%の還元も継続する」と報じているので当面の廃止縮小はなさそうです。
まあ聞けばそう答えるし、実際にクレカ積立開始で集客を図りたい時期に投信残高ポイントサービスを劣化させることもないでしょう。

問題はその後何年持つか?両還元サービスを並行して持続可能なのか?という点。
私は松井証券でクレカ積立する予定はないので、これがグッドニュースなのか?バッドニュースなのか?は判然としません!?

8月からはiDeCoにも投信残高ポイントサービスが導入され、来年以降はクレカ積立も開始して松井証券としては当面持ち出しも我慢して集客に努めたい時期だろうし、投信残高ポイントサービスが今度数年継続されるであろうことはグッドニュース!

しかしながら、基本信託報酬販売会社分全還元のポイントサービスと並行してポイント分持ち出しのクレカ積立を始めれば松井証券にとっては投信サービスにおける採算は厳しくなり、遠からず投信残高ポイントサービスの廃止劣化縮小に繋がりかねないことはバッドニュース!

松井証券の投信残高は6月末の対前年同月比で約2倍になっているそうなので、クレカ積立なしの投信残高ポイントサービス(+新NISA)だけで急増させていることは確かなようです。
この勢いをiDeCoとクレカ積立で更に加速させることが出来れば、業界最高水準の投信残高ポイントサービスの持続可能性も(エントリー忘れ狙い?や他サービス誘導で)高まるでしょうから、松井さん頑張って!
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posted by 韋駄天太助 at 11:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月19日

月3GB前後のモバイル利用ならMVNOよりUQモバイルのミニミニプランが条件付き最安!?

固定費となる毎月の通信費はなるべく抑えたいものですね。
モバイルの料金プランや提供条件はしばしば変わるので選択候補も変わって来ます。

KDDIが提供する基本料無料のpovoにはギガ活サービスがありましたが6月で終了しました。
これは対象のお店にてau payで決済するだけでpovoで使えるギガが貰えたので、これだけでデータ容量を賄って携帯(ほぼ)ゼロ円利用も猛者もいました。

こういうサービスは長続きしませんね。
最初から客寄せ狙いだった訳でもないと思いますが500円決済で0.3ギガを付与していたので、今時ならコンビニでタバコ一箱買えば500円近いのでスモーカーなら毎日コンビニ寄って一箱ずつ買えば(いやランチでも良いんですが)月間では9GB(=0.3GBx30日間)付与されるので、わざわざデータ容量を買うなんて行為は不要ですからね。
基本料無料のpovoも3GB(30日間)のデータトッピングをして使うなら毎月990円なので特に安く使える訳でもなく、MVNOならこれ以下の低料金も沢山あります。

でも、提供条件の変更により意外な穴となり条件によっては格安で使えそうな携帯会社とプランを見つけました!
ズバリ結論から言うと、UQモバイルのミニミニプランです!(但し、人を選びます・・)

データ容量は月4GBで超過後も300Kbpsの速度で使えて、低速に切り替えてギガ消費をセーブすることも出来ます。
一応KDDIのauに次ぐサブブランド(その更に下位ブランドがpovo)なので、このプランでも定価は月額2,365円も掛かります!
が、定価はあってないようなもので
@自宅セット割(auでんきやau系自宅ネット回線との併用)で▲1,100引き、
Aau payカード支払い割で▲187円引きとなり、
実質は月額1,078円で使えます!

これだけならpovoに100円足して+1GB増える程度でインパクトはありません。
KDDIはpontaポイントをau payマーケット限定ポイントに1.5倍で交換できるサービスを提供していますが、これも最近条件が大きく変更されました。
これまでは有料となるauスマートパスプレミアムへの加入が必須でしたが、7月からau・UQ mobile利用者にも対象が拡がりました。

UQ利用者もau payカードを保有していれば(どうせ保有は料金割引の条件です)月に1回最大でponta1000ポイントをau payマーケット限定1500ポイントに交換できます!
これに500円相当の価値があると思うか思わないかは人それぞれですが、ある人にとってはミニミニプランが実質578円(=プラン料金1078円−pontaポイント値引き500円)と捉えることが出来て、月4GBで実質この価格なら激安と言えますね!?

但し、au payマーケットはamazonや楽天に品揃えや安さで劣ることは否めず、毎月1000pontaポイント程度は貯まらなければ1.5倍交換で500円相当引きのメリットも生じませんね。
よって、人を選びます。

@auでんきかau系自宅ネット回線を利用中か変更可能
Aau payカード保有中か取得可能
Bpontaポイントを毎月1000ポイント消費していくペースで貯められる
Cau payマーケットを定期的に利用して交換後の限定ポイントを消化できる
人であれば、UQモバイルのミニミニプランは検討に値すると思います!

因みに限定ポイントは30日間有効なので月1回買い物する必要もなく、月末に交換して翌月分と合わせて2カ月に1度3000限定ポイントを消費するペースでも可能だと思います。
また、料金プランをトクトクプランにすれば最安税込990円で利用することも可能ですが、データ容量を月1GB未満に抑える必要があるので現実的ではないと思います。

低価格プランでも大手キャリアのサブブランドというだけでauと同等の特典が同じ条件で付与されて、実質価格が半額程度にまで下がってオトクになるというレアケースだと思います。
条件に合って、1000円強のプラン料金支払いで毎月au payマーケット500円値引きが魅力と思える人はUQミニミニを検討してみても良いかも知れませんね。
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posted by 韋駄天太助 at 11:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月12日

米CPI鈍化でインフレ鎮静化好感もハイテク売られ円高進行で日経も大幅下落!?

6月の米国CPIが予想を0.1%下回る3.0%となり鈍化傾向が確認されました。
目出度しメデタシ!金利を上げて維持してインフレとファイトした成果が実って来た訳です。

しかしながら、ハイテク中心に売りが先行して株価上昇という結果にはなりませんでした。
本来なら、インフレ鈍化→長期金利低下→ハイテク株上昇となるはずですが直近でも大きく上げていた為に利益確定の動きとなり、利下げ観測の高まりで中小型株に資金がシフトしたからと解説されています。

確かにエヌビディア等を含まないNYダウは辛うじて上昇しましたが、S&P500は1%弱、ナスダックは2%弱、SOX指数は3%強の下落とマチマチの動きとなりました。

また、米長期金利低下によりドル円は円高に振れて為替介入もあったと言われますが、一時は1ドル157円台を付けました。
こうなると、最近はダウやS&P500よりもナスダックやSOXの動きへの連動を強めている日経平均は円高とのダブルパンチで大幅下落は免れませんね。
一時1000円超の下げとなりましたが、こちらも7月に4万円台を回復してから急伸して4万2千円を越えていたので、そりゃこの程度は当然売られますわね。

まあ、悪材料出尽くしで株価は材料がなくても上昇するように、好材料出尽くしで株価が下がるタイミングかも知れませんね。
今年上半期は基本的に右肩で上昇して来たと言えると思いますが、6月から9月頃までは株価弱含みがアノマリーです。

一旦ピークを打って9月辺りまで弱含んでFBRの9月利下げから11月の米大統領選を睨む展開になるのかなと思いますが、わかりませんね。
まあ10%から20%の下落ならウェルカムで待っておきます!?
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posted by 韋駄天太助 at 11:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月05日

iFreeNEXTベトナム株インデックスが登場!日経半導体指数ETFが続々登場で早くも底値?

私は野村が日経半導体指数ETFを出した時に「野村だけが日経半導体指数のETFを出して終わりということも考えにくく、第2第3のETFを組成する運用会社により信託報酬低減は期待できる」と書きましたが、早くもその通りの展開となりました!

上場インデックスファンド日経半導体株(213A):信託報酬0.165%(税込)、上場7月12日、日興AM提供
MAXIS日経半導体株上場投信(221A)    :信託報酬0.154%(税込)、上場7月19日、三菱UFJAM提供

野村の信託報酬0.462%と比べても圧倒的に低コストであり、日経平均連動ETFの信託報酬が0.1%強であることを考えると、これ以上の値下げ余地は少なく出し惜しみなく投入して来たと思います。
三菱UFJが最安値となっていますが、上場日は日興AMの一週間後であり、コバンザメ的に日興AMの信託報酬を確認してから若干潜った最安値を設定したのでしょうね。
これらの動きを受けて野村も7月11日から200Aの信託報酬を日興と同じ0.165%(税込)に引き下げることを決めました。
資本主義社会で殿様商売を許さない為にも競争は大事ですねー!?

三菱UFJAMは投資信託で「eMAXIS 日経半導体株インデックス」も7月12日に設定しますが、こちらの信託報酬は0.44%(税込)と低廉ではありません。
この点からもETFだけを日興AM対抗価格で頑張ったことがわかります。
本来はETFの方がファンドの信託報酬を下回るのが当然ですが最近は逆転も多い中で、0.3%程のコスト差があればインデックスファンドを選ぶ理由は少ないですね。
個人的には配当金を分配して欲しくないのでファンドを選ぶ動機はありますが、それに0.3%のコスト差を埋めるメリットがあるとは言えないですね。
日本株連動なので東京時間にリアルタイム取引が出来てコストも安い東証ETFを選ぶメリットが上回ります。

日経半導体指数に投資したいなら、3つのETFから(最安は三菱UFJ の221A)選んでおけば良さそうですね。
既に充分な低コストであり、ここからの値下げ余地は限られると思います。

もう一件、大和AMが6月28日に「iFreeNEXT ベトナム株インデックス」を設定しました!
VN100指数に連動する国内初のベトナムインデックスファンドで信託報酬は税込0.781%です。
えっ、高いって?このクラスの新興国単国投信なら頑張っていると言えますね。

一部の証券会社でしか買えない米国ETFのVanEck Vietnam ETF (VNM)の経費率が0.70%です。
香港ETFのdb x-トラッカーズ-FTSEベトナムETF(03087)の経費率が0.85%です。
従来は日本からベトナムにインデックス投資する手段はこの2つに限られていたのですが、大和のファンドは海外ETFとコスト的には同水準と考えられます。
高めの為替手数料や海外株取引手数料を考慮すれば、ベトナムへのインデックス投資は円貨でiFreeNEXTを買うのが最良の手段となりそうです。

大和さん、iFreeNEXTの新興国投信で大ヒットを飛ばしたインドからベトナムと来たら、次はブラジルでしょう!
現状は日本にブラジル株のインデックス投信は存在せず(償還されて消えた)、野村の東証ETF(1325)は信託報酬税込1%前後と高止まりしているので、実質競合不在です。
ベトナムと同程度の信託報酬でも構わないので過大な分配金なしで配当を含んでくれるなら、野村ETFから切り替えますよ!
前向きにブラジル株インデックス投信の組成を検討下さい!
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posted by 韋駄天太助 at 10:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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