「海外投資を楽しむ会」創設メンバーの橘玲氏の著作です。
氏の著作はいつも切り口が斬新である。
私の感想は、投資の実践書かと問われればNo、単なる楽しい読み物かと問われればそれもNo、その中間にある本だと思います。
インターネットがWeb2.0をもたらすのなら、今後金融2.0と呼ぶべき変化も起こるはずで、言語・法律・国境などの障壁から自由でグローバルな存在になる金融革命をいち早く予感したものが黄金の扉を開けると説く。
章の構成は、
序章:さよなら、プライベートバンカー
1章:究極の投資 vs 至高の投資
2章:誰もがジム・ロジャーズになれる日
3章:ミセス・ワタナベの冒険
4章:革命としてのヘッジファンド
5章:タックスヘイブンの理想と現実
6章:人生設計としての海外投資
終章:億万長者になるなんて簡単だ
となっているが、微妙に繋がっているようでもあり、面白い短編集のような印象でもあり。
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2009年07月11日
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