2025年06月30日

日本版QTOPの「iシェアーズNASDAQトップ30 ETF」が7月30日に東証上場

ブラックロック・ジャパンの
「iシェアーズNASDAQトップ30 ETF」(銘柄コード:392A)
が、7月30日に東証上場予定です!

連動するNASDAQ 100 トップ 30 指数(税引後配当込み、国内投信用、円建て)はNASDAQ100構成銘柄のうち時価総額が上位30位までの銘柄を、時価総額にて加重平均(キャップあり)したインデックスとのこと。

信託報酬は税込0.44%の設定ですが、0.2%前後がゴロゴロあるNASDAQ100連動と比べると30銘柄で高いのか?安いのか?
実はブラックロックは既に米国で「iShares Nasdaq Top 30 Stocks ETF」(QTOP)を上場させていますが、経費率は0.2%で設定しています。
同じETFですから本国と外国の違いはあっても競争の少ない日本向けに少し高めに設定した感は否めませんが、まあ0.4%台なら許容範囲でしょう。

但し、QTOPは米国での上場も2024年10月で一年経過しておらず、このタイミングで日本版QTOPを東証に上場するのは信託報酬は少し盛っても日本を軽視している訳ではないとは思います。

NASDAQ100と比較した場合に上位30銘柄のパフォーマンスは過去1年・3年・5年・15年全ての期間において大きく上回っているようです。
年率1-2%程度の微差ではないので、今後もこの傾向が続くと仮定するならば信託報酬0.2%程度の差を気にする必要はないと言えるかも知れません。

GAFAMやM7だけでは集中し過ぎだけど、これらの銘柄を中心としつつも30銘柄程度に分散してNASDAQ100よりリスクを取ってハイパフォーマンスを狙いたい投資家には好まれるように思います。
(もちろん上回ったのは過去実績がそう語るだけで未来は個人の予想や判断に基づく自己責任です。)

30銘柄だとNASDAQらしくない変わり種ではコストコ・ペプシコ・スターバックスも含まれるようですね。(多少のセクター分散にはなりますね。)

日本版QTOPの392Aはiシェアーズブランドですし、そこそこ人気を集める東証ETFとなりそうですが、さて?
posted by 太助 at 12:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | 全般共通 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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