舛添都知事が弁護士2人を同伴して第三者調査結果を発表し記者会見を行いました。
結論から言えば寸分違わず予想通りで、違法ではないが不適切な点はあると弁護士から説明され、それを踏まえて舛添知事が反省謝罪を述べ都知事職は続投するとのこと。
客観的な第三者の目で面識はないと言っても、依頼したのが舛添氏の知人の弁護士という点は引っ掛かります。
それを割り引いても、こういう結論になるのは想定通りです。
何故なら舛添氏は政治一筋の人生で国際政治学者のインテリであり、何が違法かなんて熟知していて後ろに手が回るヘマはやらないと思うから。
だから出て来る話は全てセコイし、不適切と指摘されたのは細々とした美術品や旅行や飲食費。
家族旅行の日程に(その真偽も定かではないが)打ち合わせを入れて公費にねじ込む、自宅近くのてんぷら屋や別荘近くの回転寿司や漫画「クレヨンしんちゃん」400円とかセコイにも程がある!
多分こういう人はずっとこんなセコイ事を続けて来たから麻痺しちゃってわからないんだと思いますよ。
東大助教授時代から国際政治学の研究に必要な書籍として、屁理屈付けてミステリー小説だのマンガだのフランス書院(!?)だの本来自分のポケットマネーで買うべき本まで公費で買って誤魔化し許されて来たから、そういう癖が付いちゃってるんじゃないかな?(これは単なる下衆の推測ですよ)
さて、5月末に行われた2つの世論調査では「都知事辞任すべき」が8割近かったようですが、この会見を受けてその数字が大きく改善するとも思えません。
しかしながら、この調査は対象が全国だと思われが北海道民の民意は関係なく、第三者のやじ馬は無責任にヤメロヤメロと言いがちだし、当事者たる東京都民はもっと怒って9割近い訳ではなく逆で、直接影響があるからこそ「辞任すべき」はもっと低いのでしょう。
私も天邪鬼なので8割がヤメロコールなら、辞めなくてもいいんじゃないかと言いたくなってしまう!?
勿論違法でないとしたら許される問題ではなく都知事の資質を問われが、より資質があって能力がある候補者が他にいるのかと考えるのは当事者であり簡単に辞めろとも言えない。
(勿論都民は舛添任命責任のある立場だということもある。)
今回不適切と指摘された金額を足しあげても大した金額にはならないでしょう。(勿論問題はそれだけじゃないが)
政治家は能力もしっかり問われるべきだが、舛添氏は政治活動でそれを示していないというのが私の所感なので、その点からも説得力はあまりない。
「生まれ変わったつもりで」というなら二度目はないよと舛添都知事に続投を許して結果で挽回するチャンスを与えてあげてもいいのではないかと天邪鬼に思うのです。
「クレヨンしんちゃん」を読んで何故か都政の成果に繋げられるなら、400円の公費無駄遣いは目を瞑ってやると!?

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