米国に右へ倣えの世界株安弱まる?金銀再下落で米株続落も?

全般共通

米国株下げても日本株は上がる?

日経平均を見ているとリスクオフのムードなんか感じませんね。
今日もマイナス圏で始まったものの午前11時台ではプラス圏に転じています。
昨日の米株3指数は揃って1%超の下落だったにも関わらず・・。

自民大勝が予想される衆院選の直前であること、日米共同レートチェックも虚しくウォーシュとタカイチ効果でホクホクとドル高円安に振れているという特殊要因があっても、従来は米株1%超下落に対して同盟属国の日経が逆らって上昇するとか考えられませんでした!?

米国株の雰囲気はかなり悪い?

米国指数もメディアでよく取り上げられるダウが1月に最高値を更新してまだ値を保っているので切迫感が欠けるのですが、S&P500は3営業日連続で大きめの下落で6798で引けました。
終値では越えられませんでしたが、1/28の始値では7002を付けて節目の7000にワンタッチしているのがまた嫌ですね。(ここからまだ下落を続けると天井感が半端ない!?)
NASDAQ総合は1/28の高値が昨年10月下旬の高値とダブルトップを形成気味であり、もう少し下げると3カ月続いたレンジ相場を下抜けしそうです。

金銀の再下落とビットコインが最高値の半値に!

先週末の暴落から今週月曜午前まで尾を引いた金銀が火曜から大きく反発に転じましたが、昨日からまた大きめの下落に転じています。
ビットコインの下落も止まらず昨夜は一時61000ドル台まで下落しました。
これは昨年10月に付けた最高値の50%水準であり、4年以上前の2021年高値と同水準です。
この節目が意識されて足元は少し反発して推移していますが、予断を許しません。
これらの動きが昨日の米国株下落に影響を与えたことは確かでしょう。

従来なら世界同時株安発生レベルのリスク回避では?

米株が1%超下げても同時間帯に取引されているブラジルのボベスパ指数は0.23%上昇で引けています。
AI?何それ?の国ほど影響は受けにくいでしょうが、年初からもグイグイ上昇して最高値付近で値を維持して絶好調です。
英FTSE100指数も2月に入ってから最高値を更新して値を維持しています。

このように米国が崩れても無視するかのように上昇して最高値圏を維持している国は日本だけではなく、市場全体にリスクオフというムードは漂っていません。

従来なら世界同時株安が発生して、スパイラル的にリスクオフが連鎖して数日全世界が下げ続けるという状況が起こりにくくなっているような?

リスクオフとトランプ米国嫌気回避の動きが混在?

昨年の関税問題から大きなトレンドはあると思いますが、今年に入ってからもトランプが色々やらかすので米国株・ドルからマネーが逃避して、行き先を探して日本やブラジルや英国に流れ込んでいるように思えます。
従来ならリスク回避で真っ先に売られる新興国でも、ブラジル株を売って一旦米国債に退避しようなんて安全の方程式はもう成り立っていない。
(トランプ米国のリスク回避で米国外に投じたマネーを何故リスクの塊に戻す必要がある?そのままブラジルに置いとけ!むしろ買い増せ!?)
この1週間は特に安全資産ゴールドに逃避したくても、そっちの方が余程鉄火場なので逃げ込みにならないこともリスク回避の動きを縮小させている要因かも知れませんね。
(株を売って金やビットコインや米国債にマネー移しても今や安全策にならんやん!)

ということで、トランプワールドではわかりやすい世界同時株安という動きは出にくくなって来ているのかも知れませんね。
市場はリスク回避一色ではなくまだら模様です。

節分天井彼岸底?

日本の衆院選も自民の圧勝が強く予想されてそれを期待して株価が上昇しているなら、予想通りの結果なら週明けは材料出尽くしとなるかも知れません。
米国株がここからまだ下げるとしたら宴から我に返って、最高値圏を維持するのは難しくなるのでは?

日本固有の相場格言「節分天井彼岸底」を意識しておいた方が良いかも知れませんね。

タイトルとURLをコピーしました