Slim全世界除く日本が1兆円に到達!
三菱UFJアセットからプレスリリースが出ていますが、eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)は2月10日に純資産総額1兆円を突破しました!
その後に基準価額が大きく下がって現時点では1兆円を割り込んでいますが、しばらくすれば安定して1兆円台で推移して行くでしょう。
Slimシリーズでは4本目の1兆円超ファンドとなり、ヤフーファイナンスでは純資産残高で17位となっています。
SBI証券の投信販売ランキングでも大抵20位前後と言ったところで、この人気でも不人気でもなく微妙な位置をキープし続けてるところがオルカンと違って良いですね!?
絶大な支持はなくとも一応投資家から一定のニーズを捉えつつ、欠くことの出来ないファンドには育ち確固たるポジションを築きつつ、1兆円ファンドで償還の心配をする必要もなく、日本の投資環境においては変に人気化しない方が個人的には安心感を持てます!?
兄弟分のオルカンは資産10兆円突破で勝負にならない!
マザーファンドが共通のオルカンから日本成分を外せば全世界(除く日本)が出来上がるので完全な兄弟関係にありますが、世間の認知も含めて人気は文字通り「桁違い」ですね。
オルカンは(除く日本)より1日早く純資産1兆円ではなく10兆円を突破しました!
いやー、目出度いですなー。
これからもドンドン人気化して規模の経済を働かせて、(除く日本)のコストもどんどん下げてやって下さい!
取り敢えずオルカン!S&P500かオルカンか?はあ、何故米国か全世界かの二択になる?とにかくオルカン!皆がオルカン!メディアもオルカンオルカン言っときゃいい!?
マザーファンドへのアロケーション(%)を変えているだけなので、国民的大人気のオルカンが巨大ファンドになればなるほど(除く日本)も、更に言えば先進国・新興国ファンドも固定費比率が下がりコストダウンとなる恩恵を受けます!
全世界株式(除く日本)は本邦投資家ニーズに沿ったファンド
プレスリリースで三菱UFJアセットはこのファンドの狙いをこう述べています。
「すでに日本株に投資している方の組み合わせ利用や円建て資産に偏りがちな方にとっては通貨分
散の観点等にて有効にご活用いただけると考えています」
私も停滞の日本や日本株をネタにするので誤解している人もいるかも知れませんが、日本を除いた方が長期的なパフォーマンスに優れると考えて(除く日本)を選んでいる訳ではありません。
オルカンの日本成分は5%程度であり平均に少々勝っても劣っても全体の騰落率に大きな影響は与えません。
実際に設定来の騰落率も(除く日本)がオルカンを誤差程度で上回っているに過ぎません。
そんなことよりも、ホームカントリーバイアス(←私にはあまりないけど!?)で自国への投資割合がオーバーウェイトにならないようにNISA(及びiDeCo)で全世界(除く日本)を選択しています。
取り敢えずオルカンより自分に何が最適か?
を考える投資家が増えれば、全世界(除く日本)のニーズがオルカンの1/10ってことはないと思うんですよね。
つみたて枠はオルカン1本で成長投資枠は日本株・ETFで埋める人がいますが、日本株比率の方が圧倒的に上回ってしまうので、つみたて枠は全世界(除く日本)で行くべきですね。
NISA全体をオルカンで埋めて特定口座で日本株・ETFを購入する場合も、NISA枠の簿価ベースでザックリ100万円分(1800万円x5%=90万円)は既に日本株へ投資していることを意識すべき。
オルカンを基準にするなら日本株成分はポートフォリオ全体の5%程度。
NISA全体を全世界(除く日本)で埋めたとしても、NISA外で日本株へ投入できる資金は100万円程度です。
配当目当てでJTとKDDI、優待目当てでイオンの3銘柄でも買えば既に資金100万円オーバーです。
もちろん日本への期待が高くてアロケーションを高めたくて好きでやっている人は構わないのですが、あまり考えずに取り敢えずオルカンでホームカントリーへの無意識オーバーウェイト層も少なくないような?
特定口座で日本の個別株にいくつも手を出したり、日本株100%の高配当ETFを月ベースで万円単位の分配金になるまで積み上げた上で、日本成分が全体の5%に収まる人なんて殆どいないと思います。
これらの人達は既にオーバーウェイトの日本比率をどう下げるかを考えるべきで、日本までカバーするオルカンをNISAで付け足すなんて無用というより害だと個人的には思います!?
まあ全世界(除く日本)が今後人気化することはないでしょうから、大人気巨艦オルカンのコバンザメ作戦で恩恵を受けつつ、まずは遠い純資産2兆円を目指して地道にマッタリ行きましょう!

