運用会社は同系列のauアセットマネジメントですが、どうやらこの投信が自社運用体制による初の個人投資家向けファンドとなるようです。
ファンド名を見ればどんな投信かはわかると思いますので説明は不要ですね。
驚くのは同種ファンドに比べて驚愕とも言える低信託報酬です。
本家である大和のiFreeレバナスが0.99%、二番煎じの楽天レバナスが0.77%に対して、3番目となるauレバナスはなんと信託報酬0.4334%(年率税込)です!
取り敢えず当初の販売会社はauカブコムだけであり、auカブコム証券としては他社では買えない目玉商品として扱いたいでしょう。
au payカード決済での1%還元も始めたauカブコムですが実はレバレッジ投信の積立(いわゆるツミレバ)には対応していませんでした。
おそらくauカブコムはリスクの高いレバレッジ投信をあえて積立対象から外して自主規制していたと思われ、取扱い中のiFreeレバナスも積立には対応していません(でした)。
ツミレバ自主規制の是非は置いておいて、auレバナスも積立には対応せずスポット買いだけなら売れ行きにも影響するだろうなと見ていたのですが、なんとauレバナスの為ならルールなんか変えてしまえ!という方針のようです!?
現在はまだ積立に対応していませんが、お客様の要望に応えるために8月12日からauレバナスを含む7銘柄(全てレバレッジ投信と推定)の積立取引を可能にしてしまいます!
その他6銘柄はまだ明らかにされてないと思いますが、理屈の上では同じレバナス投信でauだけ積立可能とする露骨で説明不能な差別は出来ないのでiFreeレバナスも8月12日から積立対象に含まれると推測されます。
「無理が通れば道理が引っ込む」と言えば言い過ぎかも知れませんが、同じグループ会社が運用する低信託報酬のauレバナスを当面独占的に扱えるなら「当社では顧客視点でツミレバ禁止です」という顧客保護のための自主規制も引っ込んでしまいました!?
(まあ商売ですし、自己責任原則の私がツミレバ許容への変更を非難している訳ではないので悪しからず)
グループ内だけでauカブコム証券に独占販売させれば他社では買えない投信の目玉商品にもなりえますが、iFreeと楽天レバナスに対抗して純資産価額を増やしていくには販売会社も今後増やしくいく必要があるでしょうし、auアセットはどっちの路線で行くんでしょうかね?
8月12日からはツミレバにも対応するので、1%還元のau payカード積立でauレバナスを毎月買い付けることも出来ますが、リスクを認識した上で自己責任ツミレバですね。
レバナス信託報酬でauAMがiFreeの56%安、楽天の44%安であることは揺るぎない事実でありアドバンテージになります。
レバ1倍である「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」の信託報酬が0.495%であり、auレバナスの0.4334%はこれさえ下回っている訳でレバ2倍NASDAQでは世界一の低コストかも知れませんね。(調べてません)

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