SBI新生銀行のメイン化にはまだ足らず
SBI新生銀行が「SBIハイパー預金」を開始しましたが、当面の利用は見送り「SBIハイブリッド預金」を継続することにしました。
ハイパー預金を利用するなら新生をメイン銀行に近い形で使わないと資金移動がやりにくくなります。普通0.40%とハイパー0.42%の金利に魅力はありますが最高レベルではないので、重視すべきは使い勝手になります。
特に証券会社への即時入金対応においてはまだ他行に大きく劣ると言わざるを得ません。私の知る限り、新生銀行から即時入金できるのは同一グループのSBI証券と提携関係にあるマネックス証券だけです。他証券やFX/CFD業者に入金する時は都度振込が必要になります。ハイパー預金を利用すればダイヤモンドステージの条件をクリアして無料振込月10回が得られるものの不便です。
auじぶん銀行の証券連動が改善傾向
auじぶん銀行も数年前は同グループであったauカブコム(現三菱UFJeスマート)証券程度しか即時入金には対応していませんでしたが、徐々に改善してマネックス・松井が追加されて最近はSBIも可能になりました。よく見ると現在大手ネット証券への入金で対応していないのは楽天証券のみとなっています。
少なくとも現状はauカブコムを手放しているのでネット証券各社を排他的に取り扱うメリットはなく、楽天証券に今後対応する可能性もあるでしょう。楽天証券への入金時は楽天銀行に振り込むことで、スイープ設定していれば楽天銀行から楽天証券への入金手続きは不要なので大きな手間にはなりません。
auじぶん銀行でもプレミアムステージになると無料振込月15回が得られるので手数料も掛かりません。しかもプレミアム優遇で金利0.55%になるので待機資金はなるべくauじぶん銀行に置いておきたいし、現状では即座にどの証券会社にも動かしやすくなっています。
Matsui Bankとの連携等でハイブリッド預金を選択
でも、ハイパー預金は申し込んでおいても邪魔にならないし、SBIグループが力を入れてキャンペーンを行っているのも認識していますが、釣られる気持ちをぐっと抑えて住信SBIネット銀行の「SBIハイブリッド預金」継続で行きます。
基本的に金利の高くない住信SBIに資金を置いておくこともないのですが、ことら送金はよく使うし各種機能がやはり優れているので休眠口座には出来ない。また、私はMatusi Bankも使うので実態は住信SBIネット銀行の1支店扱いで互いの振込が瞬時入金で何度でも無料なのは助かります。
SBI証券への入金ルートとしてはやはりSBIハイパー(新生)よりSBIハイブリッド(住信SBI)の方が利便性遥かに高いと判断してSBIハイパーの申込は見送りました。
しかしながら、今後のSBI新生銀行の金利アップや機能強化次第ではいつでも乗り換えますよ。まだ、SBIグループによる新生銀行の改革再生は始まったばかりであり今後にも期待しています!