デトロイトの吠えるビッグマウス3!CEOって楽な商売ね!結局ヘボ経営のツケを米国民が払うんかい!?

「俺達ビッグ3を潰したら、米国も世界も道連れで大変なことになるぞ!どうなっても知らないよ!
どれだけの雇用が失われると思っているんだ?
早く税金をビッグ3に注入せんかい!
我々の経営が無能だから傾いたんじゃねえよ。
こうなったのはサブプライム金融危機のせいだよ。
俺達は被害者さ。今日はちょっと社用ジェット機で来ちゃったけどさ。
コスト削減努力はちゃんとしてるよ、従業員減らしたりさ。(社用ジェット機減らす前にね・・orz)」
(かな~り意訳です)
 
とヤクザの脅しのように吠えていたビッグ3のビッグマウス(Big Mouth)な3CEO達!
 
いいねえ、会社が傾けば政府に泣きつき脅して、国民のポケットからお金集めて、世界中が買いたがらない車を作り続けて、無能な経営者は居座っていられるのだから。
 
こんな楽な商売はありませんわな。(俺でも社長務まりそう、マジで!)
 
米国民の税金を穴の空いたバケツに注ぎ込むような無能な経営はしないで下さいね。
 
プリウスのような燃費の良いハイブリッドカーを2万ドルで作ってから、傾いた責任を他に押し付けやがれ!
 


まあ、米政府も救うしか道はないのでしょうが、何故このCEO達に退任を迫らないのか不思議です。(年収1ドルでも経営して貰わない方が良いのでは?)
 
これと対照的なニュースがヤフーにありました。
 
米CNNが経営再建中の日本航空(JAL)社長の倹約ぶりを伝えて、反響を呼んでるそうです。
 
自分の年収をパイロットよりも低い960万円まで下げて、都営バス通勤で社長室はなし、社員食堂の列に並んで昼食を取る様子がユーチューブにも転載され、「米国のCEOも見習うべき」との米国民の声が相次いでいるそうです。
 
日本人の普通の感覚からすれば、立派ですけどそこまで感嘆すべきことではありませんよね。
(特にJALの場合は業績面だけではなく、搭乗者の安全を脅かすような失態が続いていましたし。)
 
社員をリストラする前に経営陣が報酬カットして、コスト削減の最後の聖域として人員削減を考えるのが日本の経営ですね。(最近は違うかも?)
 
米国のCEOはストックオプションが自社の株価と連動し、ボーナスも自社の利益と連動するので、社員を大量解雇しても業績上げて株価も上げて、自らのとんでもない高給を維持しようとします。
(どちらがいいと簡単に言えるものではないと思いますが・・。足して2で割る感じ?)
 
トヨタもリストラをしないから業績低迷が長引くと言われていますが、独自の日本的経営をとことん貫いてグローバル企業になった数少ない成功例なので、安易な妥協をせずにトヨタらしく危機を打開して欲しいと思います。
 
男の真ん中でいたいじゃないか!(トヨタのCMより)
プリウスを100万円で作ってしまえ!
 
おっと、ビッグ3救済で来週の相場は・・と書くつもりが、単なる放談になってしまいました。
 
米国民の血税が無駄にならない為にも、ただ底からの浮上を願うのみです。
 
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