韓国KOSPIが半年強でダブルバガー!?
米国株の停滞を尻目に日本株は好調ですが、それ以上に絶好調でこの世の春を謳歌しているような国が近隣にあります!
韓国KOSPI指数が6000を越えて足元は6200程度で推移していますが、25年末の終値が4214なので今年の年初2カ月だけで約48%上昇したことになります。
もう少し遡って3000を越えたのが昨年6月末なので、約8カ月で国を代表する株価指数がダブルバガーを達成したことになります!
長期では割安の修正だが短期では加熱し過ぎ?
韓国株も2024年までは割安に放置され長期間の横這いレンジ相場でしたが、2025年から上昇し始めるとマグマも溜まっていたのか暴騰に変わり、短期間で倍増以上の6000越えまで押し上げました。
月足チャートで見るととても持続可能な上昇には見えませんが(銀の暴落前チャートに似てるよなー、KOSPIの方がもう少しマイルドだけで)、割安過ぎの修正というファンダメンタルズも伴っていることは確かでしょう。
3000まで軽く半減の反動があるとも思いませんが、大きめの反動や調整は覚悟が必要なように思えます。
日本に倣った資本市場改革とAI投資の恩恵を受けるメーカー強さ
韓国政府は日本株の上昇に繋がったと言われる東証の改革に倣って、「企業価値向上プログラム」という名の資本市場改革を実行して来ました。
これが実を結んで海外投資家の見る目を変えたことでKOSPI上昇に結び付けました。
また、今年に入ってからも米国停滞を尻目に力強く上昇している点も日経平均と同じですね。
ハイパースケーラーが過剰投資でその投資を回収できるか利益を生むかを心配されようが、メーカーのサムスンやSKは受注が増えて納入して売り切っちゃえば儲かる訳です!?
SaaS企業が大打撃を受けたとしても、その影響は日本や韓国では限定的と言えます。
本邦投資家が韓国株に投資する手段
は極めて限定的です。
以前はKOSPI200指数に連動するKODEX200(1313)というETFが東証に上場して信託報酬も0.15%と低廉でしたが上場廃止になりました。(確かに取引はとても不活発だった記憶が)
米国上場のiシェアーズMSCI韓国ETF(EWY)が候補になりますが経費率は0.59%と低廉ではなく、そこまでして韓国株単体に投資する気もないと考える人が多いでしょう。
MSCIエマージング指数なら韓国シェア15%程度
従って、MSCIエマージング指数を通して韓国にも投資することがコスト的にも抑えられて現実的でしょう。
eMAXIS Slim新興国株式インデックスの韓国シェアは1月末で15.1%となり充分に高いです。
停滞中のインドを抜き返して新興国トップ3の座に戻って来ました。
25年9月の段階では4位の韓国シェア11%に対して、3位のインド15%でした。
インド横這いに対して韓国は半年強で倍増なのでそりゃシェアも大きくアップします。
これがオルカンになると韓国シェアは1.8%に下がるので(それでも国別10位ですけど)ほぼ恩恵は感じられません。(=韓国株価上昇を取り込むためにオルカン買うのは無意味)
MSCI区分で「先進国」を目指す韓国
FTSE指数ではとっくの昔(!?)に新興国から先進国に格上げされている韓国ですが、MSCI指数でも「先進国」の区分を目指して、為替市場の24時間化など対策を行っています。
スケジュール的に最短でも2028年のようですが、どうなりますかね?(正直言って、公平も正しさも不確かな1民間企業の判断に過ぎません!?)
素人的には最近の株価上昇、国を挙げての資本市場改革、世界で10位前後の時価総額、個人の嗜好・評価は別にして世界を席巻する韓国ソフトパワーなどを考慮すると新興国に区分している方が違和感あります。
トランプワールドで今更「西側」でもありませんが、欧米と日本だけで固めて来た「先進国」という区分に韓国が実力を伴って昇格することで、他の新興国にも俺達もいつかはとモチベーションを与え改革を促す先例にもなるし良いことだと思いますけどね、さて?
