追加ラインナップの候補ファンドが決定!?
SBI証券iDeCoの運用商品見直しが行われて、追加候補の10本が決まりました。
あくまで候補としての決定であり、ラインナップ最終決定ではないようなのでそこは注意。
(変わったとしても1-2本で大きくは変わらないでしょう。)
- 商品分類 商品名 運用会社
- 国際株式 SBI NASDAQ100インデックス・ファンド SBIアセット
- 国際株式 iFreeNEXT FANG+インデックス 大和アセット
- 国際株式 野村世界業種別投資シリーズ(世界半導体株投資) 野村アセット
- 国際株式 WCM 世界成長株厳選ファンド(資産成長型) 朝日ライフアセット
- 国際株式 イーストスプリング・インド・コア株式ファンド イーストスプリング
- 国内株式 情報エレクトロニクスファンド 野村アセット
- 国内株式 大和住銀DC国内株式ファンド 三井住友DSアセット
- バランス DC ROBOPROファンド SBI岡三アセット
- コモディティ SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし) SBIアセット
- 定期預金 SBI新生DC定期(1年) SBI新生銀行
NASDAQとFANG+が追加に!
上記候補10本の内、赤字の5本が今回追加発表されたファンドで、他5本は今年1月の時点で発表されていたファンドです。
1月の時点で私はNASDAQとFANG+を追加する意思があれば当初発表ファンドに含めてアピールする筈だから可能性は低いと書いたのですが、予想に反してしっかり追加して来ましたね。
楽天証券がこの2本を追加しているので対抗上止む無しとの判断ですかね。
NASDAQはともかくFANG+まで後追いするのは少々節操がないようにも思えます。
20年後にFANG+の10銘柄はどうなってますかね?(老後資産形成目的のiDeCoで売る側にもわからないよね!?)
追加新2銘柄を含めて信託報酬が高い!
残り追加3ファンドの内、定期預金はあおぞら銀行から子会社のSBI新生銀行に切り替えただけなので特にコメントはありません。
野村の情報エレクトロニクスファンドは時流に乗った感があり、信託報酬も1.65%以内と高いですね。
1984年に設定された老舗ファンドのようですが、日本株全体がそうであったので仕方のない面はあるものの、2010年頃まで基準価額10,000を割っていた(つまり30年近くに渡り全く資産形成に寄与しなかった)実績があります。
最近の組み入れ銘柄は上から村田製作所、フジクラ、東京エレクトロンとAI銘柄で近年は基準価額が急伸していることも頷けますが、このファンドも20年後を託すにはiDeCoで適切とも思えません。
DC ROBOPROファンドは4月に設定されたばかりでまだ実績もありませんが、信託報酬は1.122%で世界の上場ETFが投資対象なのでETFの経費率が更に加わる筈です。
正直言って、子会社になったSBI岡三アセットの運用ファンドも1つ加えようみたいなカスタマーフォーカスではない自分達の論理に過ぎない妥協が働いているように思えますね。
ラインナップは他社対抗見せつつも狙いは高信託報酬取り?
既に追加予定が明らかになっていた5ファンドを含めて概して信託報酬が高いと思います。
アクティブの野村半導体(信託報酬1.65%)を選択するよりもニッセイSOX(信託報酬0.1815%)を追加すべきだし、
アクティブのイーストスプリング・インドコア(信託報酬0.9575%)を選択するなら自社系列の運用会社含めて数多ある信託報酬0.3-0.4%程度のインデックス型インド投信を追加すべきでしょう。
アクティブ型で信託報酬高めの投信を多く加えたがるのは、信託報酬の販売会社取り分も応じて増えるからですかね?
iDeCoは積立で運用が10年超に及ぶのが普通なので、アクティブ型で長期に積み立ててくれればSBI証券に落ちる信託報酬分も雪だるま式に増えていく訳です。
かつ、NISAや特定口座のようにポイント還元もしていないので全ての販売会社取り分がSBI証券の手に落ちる訳です。
一方で、NASDAQやFANG+やゴールドは他社対抗で揃えてはいますが、積極性ではなく受け身で仕方なくという印象。
10銘柄追加で(除外は11銘柄)入れ替えたところで、SBI証券iDeCoはあまり魅力的なラインナップとも思えません。
個人的には、
iDeCoでもポイント還元ありの松井証券
攻めのラインナップで低コストの商品が多い楽天証券
slimシリーズの強みを活かしたMUFGのiDeCo
の方がSBI証券iDeCoよりは魅力的だと思いますが、SBI証券にはiDeCo老舗としてのブランドと顧客層があり危機感も薄く、入れ替えも(客に対する改善のはずですが)煮え切らない自分本位のモノになってしまうのでしょうね!?

