NZAMがETF10本を同時上場!
農林中⾦全共連アセットマネジメントが3月19日にETF10本を東証に同時上場します。
せいの、ドーン!
コード ETF名称 信託報酬率
530A NZAM 上場投信 東証 REIT 指数(2・5・8・11 ⽉決算型) 年 0.145%(税込年 0.1595%)
531A NZAM 上場投信 ⽇経平均⾼配当 50 年 0.150%(税込年 0.1650%)
532A NZAM 上場投信 TOPIX ⾼配当 40 年 0.150%(税込年 0.1650%)
533A NZAM 上場投信 S&P500(為替ヘッジなし) 年 0.060%(税込年 0.0660%)
534A NZAM 上場投信 NASDAQ100(為替ヘッジなし) 年 0.100%(税込年 0.1100%)
535A NZAM 上場投信 DAX(為替ヘッジなし) 年 0.180%(税込年 0.1980%)
536A NZAM 上場投信 先進国株式(MSCI-KOKUSAI)(為替ヘッジなし) 年 0.150%(税込年 0.1650%)
537A NZAM 上場投信 全世界株式(MSCI ACWI)(為替ヘッジなし) 年 0.078%(税込年 0.0858%)
538A NZAM 上場投信 ⽶国国債 7-10 年(為替ヘッジなし) 年 0.120%(税込年 0.1320%)
539A NZAM 上場投信 海外債券(FTSE WGBI 除く⽇本)(為替ヘッジなし) 年 0.120%(税込年 0.1320%)
信託報酬は最安値対抗で非常に低廉!
10本もあるので1つ1つを掘り下げられませんが、信託報酬は全体的にも非常に低廉な設定がされていると思います。
概ね最安値を潜らないがほぼ合わせる戦略を取っていますね。
S&P500やオルカンは最安値レベルもインパクトはなし?
個人的に興味があるのは外国株指数ですが、主要指数のS&P500(激安スパイダーの499Aと450Aを除く)やオルカンやコクサイ指数も最安値レベルにピタリと合わせています。
しかしながら、この辺りの指数は競合も多く最後発の農林中金アセットが同値程度で三菱UFJアセットのMAXIS等からパイを奪って純資産総額を伸ばして行くという想像はしにくい。
強いて言えば、オルカンは競合が実質MAXISだけなので同値で戦えそうですが、相手は日本最大10兆円ファンドと同じマザーファンドが投資対象なので、数多あるS&P500指数よりは戦えそうという意味ですが。
外国株指数で一番戦えそうなのは以下の2ETFですかね。
NASDAQ100(534A)は信託報酬0.11%!
ですが、これも最安値更新ではなく大和アセットのiFreeETF NASDAQ100(2840)に合わせた形です。
しかしながら、NASDAQ100指数連動も数多あるものの、他は全て信託報酬0.2%以上と差は大きく、2568も純資産が伸びずに値下げして勝負に出たのでまだ強くなく、後発のNZAMも戦いやすい環境だと思います。
DAX(535A)は信託報酬0.198%!
ドイツのDAX指数は競合が1つしかなく、野村アセットの487Aと信託報酬をピタリと合わせた形になります。
この環境だと潜っても野村アセットは対抗して来ないと思うので、目玉的に0.15%で設定すれば良かったと思いますが、NZAMは他社を刺激しない作戦を徹底しているようです!?
野村アセットも為替ヘッジありのDAX連動(2860)は何年も運用していますが、ヘッジなしの487Aは昨年12月に上場してまだ純資産も7億円程度なので、NZAMが対抗しやすい環境です。
しかしながら、ドイツDAXでは大きなパイを分け合える訳ではないし、相手は野村アセットのNEXT FUNDSなので、新参のNZAMが何らかの強みを見せないと理由もなく選ばれることもないでしょう。
NZAMはNASDAQ100もDAXも(他8本にも言えることだが)まずは1年しっかり運用してしっかり実績を示すこと。
投資家の側も今敢えてNZAMのETFを選ぶ理由はなく、1年はお手並み拝見で良いと思います。
今後のラインアップ継続拡充と既存⾒直し・改善に期待!
今回のETF10本同時上場は総花的であり確かに信託報酬も低廉なのですが、競合よりも敢えて後発のNZAMを選ぶかと考えるとインパクトには大きく欠けるように思いました。
プレスリリースに書かれているように、
「「必要なときに、必要なパーツを、必要な分だけ組み合わせる」そうした投資の考え⽅を、より⾝近で実践的なものにすることが、当社の⽬指す ETF 提供のあり⽅です。」
「当社は今後も、商品ラインアップの継続的な拡充と既存商品の⾒直し・改善を通じて、・・・、「考える投資」「組み⽴てる投資」を⽀える存在であり続けることを⽬指してまいります。」
とのことなので、明言はしていませんが、他社が値下げして潜ったら速やかに対抗して最安値維持する方針(=既存商品の見直し・改善)なのかも知れません!?
NZAM・ETFの今後の展開と拡充に期待します!
