今週末にSAXO系業者の検討をする方も少なくないと思い、今日は予定を変更しこの内容で書いてみます。
私が現在使っているのはヒロセ通商のHirose Traderですが、アストマックスのアルゴリズムFXも条件は良く併用を検討しています。
人により重視する点は異なりますので、SAXO系ラバーの私が重要ポイントをわかりやすく比較したいと思います。
ヒロセ通商Hirose Trader | アストマックスFX(ビジネスコース) | |
信託保全 | 予定 | 日証金信託銀行 |
証拠金率 TRY ISK ZAR 他 |
高金利通貨が良 4% 4% 4% 2%(1%) |
メジャー通貨が良 6% 8% 4% 1%(2%) |
スプレッド | 両者の比較で狭い | 両者の比較で広い |
スワップ方式 | 決済まで非課税(建値で値洗い) | 課税対象(建値維持) |
資金調達金利 | あり | なし |
ロスカット基準 | 証拠金使用率100% | 証拠金使用率150% |
口座開設方法 | 迅速。 オンライン申込で郵便受取(身分証明書メール添付可) |
迅速。 オンライン申込で本人限定郵便受取(身分証明書不要!?) |
SAXOは同条件が多いので、私はこれ位のポイントで見ます。
まず第一に信託保全が絶対条件なら迷うことなくアストマックスです。
ヒロセは3月17日から信託保全実施予定でしたが延期になっています。私は某都の銀行から別に切り替えるための延期と前向きに捉えています。現にHirose-FX2の保全先は某都の銀行からOCBC銀行への切り替えを公表しています。
私はそれなりの金額をHirose Traderの口座に入れていますが、信託保全されるまでの期間のリスクは(積極的ではないですが)取ります。
証拠金率はアストマックスの方が良かったのですが、5月12日から高金利通貨の証拠金引き上げが発表されました。表にはそれを反映しましたが、メジャー通貨は1%が多いこと、ロスカット基準の証拠金使用比率が高めであることから、通貨により優劣は分かれるでしょう。
アストマックスのスワップは実現益として課税対象になると思われます。
まだ利用しておらずHPを見てもそのような記述はありませんが、KakakuFXと同方式の建値維持であり、他サイトでも決済まで非課税と明確に説明しているものはないと思います。実は私はこの点を気にしないのですが不安な方は確認された方が良いと思います。
私がHiroseを選択している最大の理由は資金調達金利が付くことです。
クロス円は殆ど影響ありませんが、外貨同士のペアを持っていると含み益に対して金利が発生します。(逆に含み損に対しては金利支払いが発生します)
一言で言えば、Hirose Traderで外貨同士を持つと含み損益を良くも悪くも加速する効果があるのですが、詳しくは別途記事にします。(XXX/TRYなら、なんと14~16%の金利が付く!)
表にない部分で補足すると、アストマックスの方がHPで口座状況が見れたりキャッシュバックキャンペーンを行ったりと付加サービスに力を入れていると思います。ヒロセもサービスの良い会社ですが、4つのシステムを扱っておりSAXOはその1つなので、その点はあまり期待しない方が良いでしょう。
両方口座作っておけば安心ですけどね。
他にもKakakuFXという選択肢もありますし、他人が何と言おうとご自分の基準で業者を選択されるのが良いと思います。
(SAXO系で一番老舗で安心と勧められていた業者がそうではなかった訳ですし。)
<アストマックス> なんとタイムリーな乗換キャンペーン!
<Hirose Trader>
本記事の事実認識に誤りがあったとしても当方は責任を負えません。あくまで参考情報で。
参考になりましたらポチっと。