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  • 金融庁は大証がお好き?何故レバ規制を急ぐ?官僚の生態を考察し謎に迫る! | 経済的自由の実践投資備忘録

    金融庁は大証がお好き?何故レバ規制を急ぐ?官僚の生態を考察し謎に迫る!

    厚労省キャリア官僚が千葉駅で駅員に蹴りを入れて捕まったようです。
    Suicaをタッチせずに改札を通ったら駅員に注意されて腹を立てたようですが、警察員には「タッチしないといけない決まりがあるのか」とほざいたとさ!?
     
    アホやコイツ!
    コイツは、社会には他人に蹴りを入れてはいけない決まりがあることを知らないのだろうか?
     
    それは警視庁の管轄ですから厚労省の私には与り知らぬことですってか?
    腐れインテリのくせに、入場記録がなければ改札を出るときに精算できるわけがないこともわからないのだろうか?
     
    こういう人を見下した勉強が出来ただけのバカが規制を考えるのかと思うとゾッとしますね。
    ただでさえ役人の評判・評価が地に落ちる中、全体まで同じような目で見られてしまうのには同情します。
     
    ということで(?)、金融庁のレバ規制の話です。
     
    今朝のモーサテでこの話題を結構長めに取り上げていました。
    (↓ネットでも見れますよ!)
    http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/shincyouryu/post.html
     
    ある調査では個人投資家は賛成3%で9割以上が反対しているとのこと。
     


    どこかの社長さんが「我々も何がどういうプロセスで決まっているのかわからない」と言っていましたが、監督官庁と業者で何のコミュニケーションもなくこんな話が出てきたなら大変不思議です。
     
    金融庁の担当官(?)のインタビューもありましたが、
    「レバレッジはそんなバクチみたいなものでいいのかという声もある。我々が考えているルールで健全な方向に向かって欲しい。」
    と答えています。
     
    問題意識が大変漠然としていて釈然としません。
    (パチンコの確変が射幸心煽るってのと同じに考えれば良いっすか?)
     
    私が考えるこの件に関する最大の問題は、今まで放置しておきながらコミュニケーション不十分で性急に強い規制をかけようとしている点です。
     
    官僚は手柄を立てようというより、身分も雇用も定年まで保証された年功序列社会なので大過なく無難な仕事をする傾向が強いですね。
     
    拳を一旦振り下ろせば、「やっぱ上手く行かなかったね、ゴメン、最大レバ50倍に変更するわ」とは柔軟に行きません。
    何故なら自分達の意思決定・判断力のミスを認めることになるからです。
     
    だから、金・悠長!(金融庁)なのにこの件だけは急いで強く規制しようとしていることが引っ掛かります。
    100倍→50倍→25倍と足りなければ徐々に締め付けていくのが、彼らの無難なやり方だと思います。
     
    急いで強烈な規制を掛けたい理由は、米国でもFX規制強化の動きがあることも一因でしょうが、私はやっぱり大証FXを過保護するためと見ます!
    (以下は単なる推測です。)
     
    今夏に開始予定の大証FXは今わかっている条件では通貨ペアもくりっく365より少ないし参入しても劣勢が強いられるだろうと予想します。
     
    自由競争であれば、競争にならないなら参入するなと却下するのが監督官庁の役目のはず。
     
    しかしながら、天下の(2番目の)大阪証券取引所です。
    金融庁にとっても無視できず、重要な天下り先のはず。
    (天下り=仕事しないで給料だけ貰える役人のパラダイス!+2度目の退職金!)
     
    天下りを受け入れる民間は役所に顔と口が利くから給料ドロボーを受け入れるのであって、専門性を欲してなんて嘘です。(例外あり)
     
    ましてや大証なら金融庁でかなり高いポストにいた人が天下るでしょう。
    FX店頭業者とは金融庁に対して働きかける力が(色々な意味で)違うことは容易に想像できます。
     
    そして、料亭で調整を図った後!?、ある日金融庁の上の方から夏までにFXのレバ規制かけろと号令がかかり、下っ端官僚は慌てふためきまともな説明責任も果たせず、投資家保護とは関係なしに不可思議な規制案をよくわからないまま作ろうとしていると見ると、しっくり来ないでしょうか?
     
    競争に弱い強きを助け、競争に強い弱きを叩く?
    (念のため、上記は全て推測で言っています。)
     
    だから、どうするって訳ではないのですが、役人の投資家保護のためになんて枕詞は(本来は当たり前なんですけど)簡単に信用しない方が良いと思います。
     
    モーサテでFX Onlineのガウチ社長が外人さんらしく、規制強化されればネット取引なら個人投資家は海外業者に流れていくよと反対していましたが、いざとなればこのようにすれば良いと思います。
     
    せっかく業者に支払調書提出も義務付けたのに、大口トレーダーは海外に逃げて手数料は日本に落ちないし、国の税収も・・・なんてことになったら笑いものですよ、金融庁さん!
     
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    コメント

    1. オージー より:

      今回の記事は座布団9枚でございます(笑)
       
      先日某海外業者のジャパンデスクと話したのですが、四月以来本邦からの口座開設が殺到しているらしいです。この業者はアメリカの規制(レバ上限制限、両建て禁止、FIFO)を免れるために拠点の一部をUKに移したらしいのですが現在海外業者の間で日本のレバ規制は非常にホットなトピックだということでした。
      ガウ社長も自社株のほとんどを海外企業がもっていますのでそちらに回帰してしまうかもしれませんね(顧客の希望者を引き連れて)。
      個人投資家にとって唯一の救いは現在の取引形態がインターネットだということだと思います。
      私も今回のあまりにも性急な当局の動きの裏には「大証FX」があるというのには至極同意でございます。
      このままレバ規制が行われると取引量が激減し、コストを補うためにワイドなスプや手数料復活といった最悪のシナリオも現実化しそうですね。
       
      とにかく税金ドロボーのくそ役人のやることはことごとくスカですね。住宅着工が落ちたりさまざまな深刻なダメージをもたらしているにもかかわらず全くペナルティーを受けないのですから・・・。
      まあ、税金は湯水のように使い自分の金は全く使わない連中ですから今回の一件で何が起ころうと「馬耳東風」なんでしょうね。

    2. りゅう より:

      私もこの規制には反対です。
       
      なかには、優れた役人もいらっしゃると思いますが、少数派なんでしょうね
       
      ぽちっとな

    3. 太助 より:

      太助さんの記事を見た週刊誌の記者さんがスッパ抜いてくれませんかねぇ(笑)。
       レバレッジがバクチとか言ってみたり、規制が投資家保護に直結するとは限らないことは、インテリの彼らにはわかっているはず。
       何かの利権を背景に、如何にもっともらしい理由を付けてゴリ押しするかに一生懸命頭を使っている気がしますね。
       オージーさんも書かれていますが、日本からの顧客対応は進んでいるみたいで、日本語ができるスタッフが増えてきているみたいですね。
       下手くそな英語で質問したら「次からは日本語で送ってもらって良いですよ」と流暢な日本語が、ロシア系の名前の人から返ってきました。嬉しいようなバカにされてるような(笑)。
      オージーさん、
       ありがとうございます。
      金融庁は国内業者のビジネスチャンスを潰し、海外業者にビジネスチャンスを与えたいのですかね?
      外為のネット取引なら自宅のPCでUSでもUKでも好きな業者を使えるのだから国境など関係ないことに気付いていただきたいですね。
      規制が段階的になった分、海外業者も計画的に本邦投資家の取り込みができるのかも知れませんね。
        りゅうさん、はじめまして。
       ああいう組織は上が腐ってしまうとどうにもなりません。
      また大変腐りやすく出来ていると思います。
      採用基準・方法もおかしいし、中の人事制度もおかしいですね。(私見)
      ノンキャリには人の痛みがわかる人も多いと思いますし、キャリアにも優秀な方は多いのでしょうね。
      キャリアに受かって半分人生のゴールテープを切ってしまうという面もあり、・・・メンタルな面が大きいと思います。
       なぞペンさん、
       このブログは週刊誌から社説までカバーしようと思っています。(笑)
      そうですね、後付の屁理屈は得意ですね、彼らは。
      金融庁san, Good Job!
      と海外業者は喜んでいるでしょうね。(笑)

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