前回ご紹介したETFセキュリティーズの追加14本のETF銘柄が判明しました。
ドドーン!
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総合商品指数(DJ-UBSCI)上場投資信託(総合商品指数ETF) 1684
エネルギー商品指数(DJ-UBSCI)上場投資信託(エネルギー商品指数ETF) 1685
産業用金属商品指数(DJ-UBSCI)上場投資信託(産業用金属商品指数ETF) 1686
農産物商品指数(DJ-UBSCI)上場投資信託(農産物商品指数ETF) 1687
穀物商品指数(DJ-UBSCI)上場投資信託(穀物商品指数ETF) 1688
天然ガス上場投資信託(天然ガスETF) 1689
原油上場投資信託 (原油ETF) 1690
ガソリン上場投資信託 (ガソリンETF) 1691
アルミニウム上場投資信託 (アルミニウムETF) 1692
銅上場投資信託 (銅ETF) 1693
ニッケル上場投資信託 (ニッケルETF) 1694
小麦上場投資信託 (小麦ETF) 1695
とうもろこし上場投資信託 (とうもろこしETF) 1696
大豆上場投資信託 (大豆ETF) 1697
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管理報酬は全て年0.49%で、上場予定日は3月19日です。
いやー、壮観ですね。
日本で、何故かコモディティのカテゴリーだけが、こんなに充実したラインナップであることにとても違和感を感じます!?
ど田舎の田んぼの中に、外資の立派な専門店がオープンしたような違和感かな!?
(また、買いに行きたくてもアクセスが整備されていないことも含めて・・。)
14本のラインナップを整理すると、
エネルギー系 (天然ガス・原油・ガソリン)
メタル系 (アルミ・銅・ニッケル)
農産物系>穀物系 (小麦・コーン・大豆)
に分類され、これらを全て含め、かつ貴金属も含めた総合商品指数ETFが1684であり、多くの人が関心を持つのは1684だけでしょう!?
商品総合指数に連動するETFとしては既にイージーETF S&P GSCI商品指数(1327)が上場していますが、こちらはエネルギーの構成比が高過ぎるので、エネルギーを33%に抑えている1684の方がバランスは取れていると思います。
私個人的には、個別銘柄で興味を持つのはメタル系だけですね。
納豆や食パンが値上がりしそうな時には、小麦や大豆ETFで素早くリスクヘッジするカリスマ主婦がもしかしたら居るかも知れませんけど!?
しかしながら、これだけワールドクラスの商品(の商品?)を取り揃えていても、あぜ道を通らないと店まで辿り着けないのがネックです!?
追加14銘柄も特定口座の対象外であることは明記されていて、一般口座のみで既上場済の貴金属ETFと全く同じ扱いになると思われます。
ということは、殆どのネット証券でこれらのETFを購入することができません。
大手では楽天証券がETFSの商品ETFに対応していますので、興味のある方は一般口座での売買を検討してみては如何でしょうか?
(私も楽天証券で貴金属ETFを持っています。)
自己責任ですが、取引は少なくても、マーケットメーカーが常時プライスを提示しているので、買いたいときに買えず・売りたいときに売れないリスクは小さいと思います。
(但し、売買手数料とは別に、スプレッド分はマーケットメーカーに抜かれるようなイメージです。)
商品がニッチ過ぎるかも知れないし、色々な意味でミスマッチがあるとは思いますが(ここは色々な意味で日本だよ!)、ETF後進国にこれだけのラインナップを投入してくれたのに、閑古鳥が鳴いたままではお互いにとっての不幸ですから、売買が少しでも盛り上がることを願っています。
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