概要
大和アセットマネジメントが7月14日に「iFreeNEXT スペース・テック株インデックス」を設定します。
信託報酬は年率0.495%(税込)で、当初販売会社はSBI証券・楽天証券・マネックス証券が予定されています。
Akros グローバル宇宙テクノロジー株指数とは?
対象連動指数は「Akros グローバル宇宙テクノロジー株指数」です。
宇宙産業の成長の恩恵を受ける先進国株式で構成されます。総合的分析により、宇宙ビジネスの中核を担う30銘柄を選定するとともに、宇宙ビジネスの関連度や影響力、事業規模、時価総額等を考慮することで、各銘柄の構成比率が決定。
ちょっと何言っているか、ようわかりません。
銘柄選定や比率が機械的ではなく人(或いはAI)の判断にも左右されるならインデックスというよりアクティブに近い指数なのかも知れませんね。
明らかにスペースX上場に合わせて出したファンド
スペースXの上場は6月12日ですが、このファンドは明らかに「主役」の登場を待って設定日も決めたように思われます。
NASDAQ100に組み入れられたのが7月7日なので、その1週間程度後を設定日にしたのでしょう。
大和アセットの紹介ページに行くと、ファンド名の「スペース・テック株index」を二行に分けた上で最後の「X」を拡大して、Xが両方の行に掛かるようにすることで上の行を「スペースX」と読ませてアピールしています。
ちょっと節操がないほどモロに「スペースX」に投資できるファンドであることをアピールしています。
6月18日時点の構成比率でスペースXが17%で断トツの組入れ1位となっています。
過去のパフォーマンスはNASDAQ100を上回る?
上位10銘柄のうち、カナダ・フランス・イタリアの企業が計3社含まれているので米国一辺倒ではありませんが、シェアの8割から9割は米国企業だと思われます。
20年12月末を起点にした場合に26年5月末時点で、S&P500やNASDAQ100の3倍台に対して本指数が10倍になったことをアピールしていますが、
●24年末までは騰落率同等であり、それ以前は負けている期間も長い
●過去のパフォーマンスには非上場のスペースXが含まれていないので、スペースX中心となった指数の未来との連続性は疑問符
であることには注意だと思います。
エッジの効いたインデックスの割に信託報酬は合格点!
「宇宙テクノロジー」という分野のインデックスファンドとしては信託報酬0.495%(税込)でコストは抑えられている方だと思います。
松井証券が扱いを開始すれば、販社分0.195%がポイント還元され、実質0.3%程度まで信託報酬を下げられそうですし。
個人的には評価も低くないけど微妙
これが信託報酬0.7%以上なら論外になるのですけど、評価は微妙ですね。
当面全く買うつもりはないけど、今度絶対にスコープに入らない無視ファンドでもないという位置付け。
スペースXですら(未来の業績は)わからないのに、他の上位組入銘柄なんて想像もつかない。
だからこそパッケージのファンドで買うのでしょうけど、もう少し自分がこの分野に詳しくなって興味が持てれば将来的には買わないとも言い切れないファンドですね。
先述の通りに信託報酬は合格点だと思いますしね。
今後も時々パフォーマンスはチェックしようかと思います。
