前回の記事を一昨日アップして沢山のアクセスを頂いたのですが気付いたことがあります。
アップ後の2~3時間で300名を越えるアクセスを頂いたのですが、ポチを押してくれる方は1%未満です。
翌日から今日までのアクセス数は300名に届きませんが、ポチを押してくれる方は4%程います。
アップ後直ぐに見る方はランキングサイトの新着記事から来る方が多く次々にサーフィンしている傾向があり、間を置いて見てくれる方はブックマークして継続的に見てくれる傾向があるからでしょう。
なので、今日はアクセスを集められないがポチ率の高かったオフショア口座の続編にします。
(ポチ押しリピーターの皆様、いつも有難う御座います。コメントもお気軽に下さい。)
前回、海外口座には優遇税率が適用されないのでHSBC香港の口座を休眠させていることを説明しました。
株式の優遇税率10%は条件つきで2010年まで適用されるので活用するとしたら2011年からかなと考えています。
しかしながら、東証・大証も頑張っておりブラジルETFは出てきたし、明日にはロシア・南アのETFも上場されるし、日本の金融ガラパゴス状態は少し変わりつつあるかなと思います。
米国ETFを例に手数料だけ比べてしまえば、海外の証券会社の方が圧倒的に安いですが、外貨への両替手数料・海外送金手数料及び手間暇を考えれば、日本のネット証券を選ぶべきでしょう。
更に日本国内で海外株価指数に連動したETFが次々に上場されれば売買手数料も圧倒的に安いし、表面的には為替手数料も掛かりません。
(おそらく見えない為替手数料もインターバンクのレートで圧倒的に安い筈。)
従って、ETFだけで運用するなら一部ネット証券が扱っている海外市場に上場しているETFと国内で今後上場されるETFを併用すれば満足な投資ができるであろうと考えます。
ADRで海外市場の個別株に投資したい場合も楽天証券なら割りと豊富に扱っています。
ヘッジファンドなど日本で買えないものは別ですが、普通のファンドに投資する場合は海外が安いというのは誤解です。
Fund of Fundsの大元のファンドを購入すれば日本で買うより信託報酬を抑えられますが販売手数料は無料にはなりません。
寧ろ、日本のネット証券の方がキャッシュバックで大盤振る舞いしていると思います。
商品の多様性・豊富さで日本が3年後に海外に追いつくとは思いませんが、手間を掛けて海外口座で運用する必要性は今後ますます薄れてくるのではないかと思います。
ETFやJDR(タタの件はどうなった?)が本当に充実したものになるかに掛かっていると思います。
現状は投信と同じように今旬な商品を急いで作って出すという傾向が見えるので気掛かりです。
地に足をつけて、体系的で全体として意味があるラインナップが整えられることを期待したいですね。
[P.S.]トルコのイスタンブールでテロがありましたが、為替市場は今のところ反応していないようです。早期沈静化を祈念します。
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
コメント
はじめまして、突然のメール失礼いたします。
佐々木ルイと申します。
ビジネス初心者・ネット初心者ですっ・・・
株・FXについてのHPを作成してます。
どうぞ相互リンクしてください!
http://kabuandfxbussiness.web.fc2.com/index.html
オフショア口座って手数料が高いだの安いだのって話じゃないんじゃないですか? 資産保全って意味でしょ! 国家破産をバカにしないほうがいいと思いますよ。私が得ている情報ではもうすでに富裕層の一部は海外に資産を移し終えてるらしいです。
佐々木ルイさま、
別記事にて回答させていただきます。ご確認下さい。
wtさま、
国家破産論をバカにはしていませんよ。
あくまで、投資する上でのメリットという観点で書いています。
最後の文章を読むとビジネスでオフショア口座に関係されている方かと推察しますが、富裕層の一部が資産を移す理由が国家破産を想定しているとは限らないと思います。
徒に国家破綻論を煽ることもバイアスかと思いますが。