その後は米4月CPIが4.2%に達したことが判明してインフレ懸念から34000を割れる展開となり今は少し持ち直したところ。
5月10日の35000が山の頂上に見えなくもないですが、これが所謂セルインメイでしょうか?
ところで、ダウが3万台でイケイケ上昇しているのが30数年前の日経平均3万円台とダブって見えるのは私だけですかね?
(いやその頃に一般ニュース以外で株価を見てないし、ましてや売買もしてないけど)
ドルと円の違いはあるしPERも当時の日経平均のような異常値ではないのですが、コロナショック前が30000万弱、ショック後に30000に到達したのがバイデン勝利後の昨年11月から12月、そこから5カ月で35000到達ですからね。
ダウの38985ドル到達も今年の視野に入ってしまいますね!?
まあ、ダウにとって円ベースで30年前の日経平均最高値は知らぬ存ぜぬ、だから何?でしょうけど・・。
4月CPI上昇は一時的な要因が大きく長期化しないという見方に同意して、市場は一応落ち着きを取り戻したようですが、わかったものではないと思います。
ここから直ぐにまた崩れないとしても、6月の5月CPI発表も緊張を持って見守られるでしょう。
日本では「セルインメイ」が「情けは人のためならず」と同じくらいに間違った解釈が堂々と受け入れられてしまいましたね!?
「5月に暴落があるから気を付けろ!」という意味ではなく、「6月から8月の軟調相場に備えて5月に売って手仕舞っておけ」という意味ですね。
その後は、「相場なんか見ずに夏休みのバカンスでも取って9月に戻って来たら売った時より値下がりしてるから買い戻せ!これだけでアホでも儲かる!」と続きます。(一部はかなり意訳)
だから、セルインメイが今年も正しかったかは9月になるまでわからないのです。
「今年前半も5月は高い」までは正しく、4月以前に売ったら損をしたことまでは当たっていますね。
ファンダメンタルズは反映したのか、日経平均はセルインフェブ(Feb=2月)でしたね!?
2月16日の30714円が終値ベースの今年最高値です。
この時のNYダウは31500ドル近辺でした。
ドルと円の違いはありますが、今は日経平均がダウに7000の差を付けられてしまいましたね。
その後のNYダウが右肩上がりでいかに強いか、日経平均が右肩下がりでいかに弱いかを如実に表していますね。
日経平均にセルインメイは通用しません!?
5月ではなく2月に売れ!

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