NFブラジル株式指数・ボベスパ連動ETF(1325)は今年も分配金利回り5%越え

東証に上場している「NEXT FUNDS ブラジル株式指数・ボベスパ連動型上場投信」(1325)を私も保有しているのですが、お楽しみ(じゃないよ!)の分配金が出ました。
 
100口あたり1071円で9月4日の基準価額をベースにすると分配金利回りは5.04%になります!
この利回りがどれだけ高いのかを東証マネ部で調べてみると、全東証ETFの中で第12位です!
 
えっ、大したことない?
しかし、1325の上位は殆どが債券やカバードコールが占めているので負けるのは当たり前。
シンプルな株式連動ETFでは「One ETF JPX日経中小型(1493)」が分配金利回り5.57%で9位に入っているのみなので、1325も株価指数連動ETFでは2位となる高利回りです!
 
直近4年では以下の通り安定した分配金を吐き出しています。
2022年 1807円(100口あたり)
2023年 1752円
2024年 1012円
2025年 1071円
 
郵送された収益分配計算書で二重課税調整も確認してみます。
外国所得税 6.7%
所得税   8.6%
住民税   5.0%
源泉税計  20.3%
 
外国所得税分は国内所得税から引かれて源泉徴収税率は通常の20.315%に収まっていることが確認できました。
二重課税調整はありがたい仕組みですね。
特定口座で外国税あり分配金ありETFを保有する大きなメリットですね。
 
四期連続で100口あたり1000円以上の分配金を出しているので、今後も5%程度の分配金利回りは期待できそうです。
でも、このETFは信託報酬が1.045%(税込)で高い!
代替商品がないので保有を続けていますが、個人的に課税が確定する配当・分配はあまり好まないので、低コストのブラジル株インデックスファンドを出してくれれば乗り換えたいんですけとね。
 
でも、好まないと言いつつ毎年5%程度の分配金があるなら1%程度の信託報酬コストはまあいいやと思ってしまうのも配当・分配の魔力なんでしょうね。
 
今のところトランプが関税でブラジルをイジメてもボベスパ指数は負けずに最高値を取り返しに来ましたが、全体ではトランプのやらかすことがブラジルを利すると市場が見ている証拠です。
個人的にはブラジル株の高配当よりも順調な株価の右肩上がりに期待します!

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