「週刊ダイヤモンド」4/19特大号を本屋でパラパラ中身を見て即買いしました。
”「為替」がわかれば経済がわかる”との特集で濃密な内容になっています。
週刊誌としては高めの670円ですが、FXは勿論外国株・債券に投資される方にも元は取れる内容だと思います。
豆腐みたいに柔らかい情報誌ばかり読んでいる方も、豆腐を何丁食べても顎や歯は鍛えられませんから、咀嚼力向上のためにも読んでみては如何でしょうか?
絵や図が豊富で挫折せずに読めると思います。
スワップ派に関連する箇所で若干感想を。
P30~P97までが為替の特集に割かれており、まだ7割程度しか読んでいませんが、非常に良い内容です。
全体通して高金利通貨・スワップ運用には徹底的に否定的です。
しかしながら、よく見受けられる感覚的な意見ではなく根拠をしっかり示しているので好感が持てます。
私はこのような根拠をしっかり示した反対意見こそ読む意味があると思っているのでどんどん否定して下さい。
(因みに、FXでのサヤ抜き短期売買もサラリーマンや主婦が手を出すべきでないと否定しています)
重要なことは反対意見から目を背けることではなく、それを踏まえてどう考えるかだと思います。(勿論私の考えは基本的に変わりません)
野口悠紀雄教授による1ドル50円説も登場しますが、徒に不安を煽るのではなくしっかり根拠が述べられています。
一番印象に残ったのはジム・ロジャーズへのインタビュー記事ですが、彼も1ドル79円の更新必至との考え方で円買いをしているそうです。
円キャリートレードが終焉しドルキャリートレードになる可能性が高いことが理由のようですが、
私は、円キャリートレードは継続するしドルキャリートレードと並存するので、ドル円での円高も大きくは進まない
との考えは変えていません。
さあ、どうなりますか?
ジム・ロジャーズに挑戦状!