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  • ノーリスク(?)のドルペッグ通貨USD/OMRは今・・? | 経済的自由の実践投資備忘録

    ノーリスク(?)のドルペッグ通貨USD/OMRは今・・?

    USD/OMR(オマーンリアル)という通貨ペアをご存知でしょうか?

    なんとこの通貨は流行の
    USD/HKDなんて話にならないくらいに強固にドルにペッグされて為替レートは殆ど動かない通貨です。
    それなのに金利差があり、一部では為替リスク0でスワップだけ取れる知る人ぞ知る最強の通貨ペアと言われたとか言われないとか。

    実は私が
    FXを始めて最初に買ったのはなんとUSD/OMRです。
    (正確に言うと本当の最初はキャンペーン取りの
    USD/JPY1分保持の反対売買ですけど・・。)

    さすが異端児だって?否定はしませんけど。

    何故そんなものを買ったかというと、約1年前円安進行の高値でスワップ取りのポジションを取れるような状況になかったのです。
    でも、それ用に資金はFXの口座に入れてあり遊んでいる状態だったので試しに魅惑のドルペッグ通貨を買ってみました。
     

    当時、レバレッジ20倍の50万通貨の買い持ちで月に約6万円程のスワップが稼げました。

    これはノーリスク(?)で年間利回り25%に相当します。


    やってみた感想は、世の中にこんなふざけた投資があるのだろうかと不思議な感じです。

    事実、確かに為替レートは誤差程度にしか動かないし毎日スワップは溜まっていくのです。
     

    投資の世界にフリーランチはないと言いますが、まさにフリーランチ以外の何物でもなかったですね。


    私は1カ月程で決済しましたが、世の中そんなに甘くはなく、ご存知の通り米国の度重なる金利引き下げでスワップはみるみる縮小したのでした。


    ところがここで話は終わらず、あの魅惑通貨ペアが今は金利差逆転で売り持ちでスワップが取れるようになっています。
     
     

    ヒロセトレーダーの5月8日現在で売り18.59円のスワップポイントです。

    以前程ではないが、レバ20で年利11%、レバ50で年利28%程度になります。
     

    しかも湾岸諸国のドルペッグ解除が言われていますが、解除されるとUSDに対してOMRが強くなりUSD/OMRは下がる(?)、つまり売り持ちはハッピーなことに・・???
    (私の言うこと信用しないで下さいね、取るつもりなら徹底的に調べてください。)


    勿論、私は取りませんけど。

    私の感覚ではUSD/OMRはトルコリラより遥かに恐ろしいです。

    「トゲを見せる綺麗な薔薇」と「トゲを見せない綺麗な薔薇」なら前者を取ると言えばわかりやすいでしょうか?


    “ほぼ”ノーリスクで年利数10%の商品は、“ほぼ”でないことが起こった場合に全て失うと考えておいたほうが良いと思います。


    せいぜい、ポートフォリオのごく一部で。

    さあ、今度は流行のUSD/HKDを記事にしてみますか?


    (本記事は
    USD/OMRを勧めるものでは断じてありません。
    が、こんな反則技も使える160通貨ペアの
    SAXO系はオススメ↓)


     

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