私は昨日の記事で思わず「この状況は悔しい」と書きました。
自分の株式の含み損が膨れ上がりFX口座も危険領域に入ってきたこともあるが、レートを見た時にスワップ派の悲鳴が聞こえた気がしたからです。
退場者が続出するとわかった。
豪ドルは7月末に104円の高値を付け、昨日の62円まで42円下落した。
高値から安値まで2カ月半で下落率40%です。
しかも今週の3日間だけで20円下落している。
退場になるのはリスク管理が甘いからだと言ってしまうのはあまりにも酷である。
それなら95円のポジションを大事に持ってストップロスを入れていない私もリスク管理が大変甘い。
私が(今のところ)退場にならなかったのは、追加買い用の資金を余りの異常な下落により既存ポジの証拠金に充当したからであり、追加買いをしていたら昨日アウトだったでしょう。
紙一重の差に過ぎません。
今回の暴落が終了したかはまだわからず、私も防衛中なので色々と落ち着いてから書きたいと思いますが、今思うことを取り敢えず書きます。
こういう状況になると、だからスワップ運用は成り立たないとの意見が内野からも外野からも噴出してくると思いますが、私はそうは思いません。
今回成り立たなかったのはスワップ運用ではなく、レバレッジ取引です。
私も株式で大損していますが、こういう状況になっても株式投資なんてものは成り立たないとの意見は出てきません。
(私の場合、株式ならレバ2でも、もうすぐ退場という状況です。)
相場に長期間資金を預けっぱなしにすれば大損する時期もあります。
100年に1度の危機とも言われている現在の時期だけを見て、退場者が続出だからスワップ派は駄目なんて意見には耳を貸す必要はないと思います。
しかしながら、レバレッジを掛ける以上は、数十年に1度の行き過ぎの大底の下髭にも引っ掛かってはならないということを再認識させれられました。
私の株式の大損は何年掛かるかわからないが取り戻せるだろうと悲観していません。
しかし、レバレッジを掛けて元手をなくしてしまえば、そこで終わってしまう。
例えそれが市場参加者の間違えた値付けであっても。
きっと、私のブログを読んで頂いている中にも退場なり大損切りを経験された方がいらっしゃると思いますが、あまりに厳し過ぎる試練であっても反省すべきは反省し、気が向いたらまた参加しましょう。
相場は誰も拒まないし誰も差別しません。(それが怖いのですけど)
「臆病風に吹かれても、波風が立った世界を愛することができるなら、もう一回!」とミスチルも歌っている。
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
コメント
文章が下手な自分が自身のブログでうまく書けていないことを全て代弁していただけているような内容でとても共感を覚えました。
ついでに株がレバ2倍だったら退場間近という状況も同じです(苦笑)。
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こんばんは、茶々丸です。
FXもさることながらBRICSの落ち込みもひどく、資産半減に近い大打撃を受けています。100年に一度といわれる今回の危機ですが、ここから学ぶことは大きいと感じています。
実直に稼いだお金があっという間になくなっていきましたが、投資をしなければ良かったとは思いません。身銭を切ったからこそ色々なことが身をもって勉強できますし、これを乗り切ればその先は楽になると思います。
基本的に楽天家なので、思ったよりがっかりしていない自分にがっかりでしょうか(笑)下がったものは必ずいつか上がりますし、上がったものはいつか下がります。悲観しないでがんばりましょう!
土曜日から1週間ほど海外出張でして、ストップの入れ方が悩ましい・・・
それでは、
なぞペンさん、
コメント有難う御座います。
何度か貴ブログを拝見したことがありますが、余裕のある時に訪問させてください。
(昨夜のダウのお蔭で余裕がなくなってきました)
茶々丸さん、
BRICsに限らず、外国株投資では為替損とのダブルパンチでどこも半減のような状況でしょうね。
そうですね、下りがきつい分、上りに転じた時の反発も期待できますよね。(実体経済が上向くまでには時間がかかると思いますが)
またNYダウが爆下げで終わっていますし、1週間出張ならストップを入れた方が良いと思いますが、おそらく現状含み損のポジばかりなのでどこに刺すかは難しいと察します。
今日様子を見て、ある程度ポジションを落としておくのも良いと思いますが、厳しい現状ではあまり軽率なことも私からは言えませんね。
がんばりましょう!