単なる放談雑談です。
昨日小室哲也が詐欺容疑で逮捕には2つの面で驚きました。
何故あんな大金持ちが詐欺で金を騙し取る必要があるのか?
小室哲也が詐欺を働くような悪意を持っていたのか?
前者の疑問は大きな借金を抱えていたことがわかり納得?できましたが、日本の長者番付に何度も載った人が全てを使い果たし年利60%の借金を抱えていたのには再度驚いた。
(世間知らずなのか、俺ならすぐに稼いで返せるとの驕りがあったのか?)
後者に関しては、例えば私でも被害者の立場なら、大人しく冷静に見える小室哲也に著作権を買わないかと言われたら、買いません・買えませんが詐欺と疑うことは先ずしないだろう。
弁護するつもりはさらさらないが、追い込まれた状況が(勿論自分で作り出したのですが)、悪党ではない普通の彼を犯罪行為に駆り立てたのだろう。
小室サウンドは特別好きではないが、GlobeのDeparturesは好きだった。
”Departure”には“出発”とは別に“背信”という意味もあることを被害者のコメントで初めて知った。
罪を償い、更生して才能をまた活かしていただきたいと願います。
また、防衛省の前防衛次官の汚職事件で2年6カ月の実刑判決が下りました。
約65百万円(!)の退職金を返還し自宅の売却も不況下でままならず、大きな借金を抱えているようです。
「やがてアパート住まいが避けられない。追徴金の支払いもある」との本人の訴えに同情する人は1人もいないでしょう。
賄賂をくれる業者は守るが自分の身すら守れない人が、日本国の防衛を司るトップを務めていたなんてジョークにもならない。
(それでも極めて能力が高かったのならまだマシですけど)
聖人君子たれとは言わないが、全く不適切な人が省のトップになれるシステムが間違っているし、この国の様々な面での人事の滑稽さとリーダー不在を物語っているように思う。
人気ドラマだった「踊る大走査線」の中で正義感あふれる主人公の若い刑事に対して30年ヒラのベテラン刑事が
「青島!正しいことをやりたければ偉くなれ!」
と諭す場面がある。
このセリフに「偉くなりたければ正しいことをするな」というパラドックスを感じるのは私だけではないでしょう。
日本経済は仮に3年で全治しても、頭と中枢から腐った精神を全治させるのは簡単ではない。
老若男女皆で小学校に行って道徳の授業でも受けた方が良いかも知れない。(勿論、私は前の席に座らなければいけない!?)
最初は音楽が好きなだけ、或いはもしかしたら国防の為にとの初心と熱意から始まったのに、頂上に立った時には心がすっかり変わっていただけなのかも知れない。
ごく一部の人を除いて、誰しも自分の中に善と悪が存在しているし葛藤があるはずだ。(葛藤のない人はどちらかなのでしょう。)
聖人君子ではなくても、お天道様に顔向けできないような後ろめたいことはしないのが一番だと思います。
だって、ほら因果応報で本人に返って来たじゃない?
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
コメント
TMnetworkが中学生から高校生、全盛期の小室サウンドは学生の頃…。非常に懐かしくかつ酸っぱく思う虎穴です(^^ゞ
ホリエモン氏が「栄枯盛衰、諸行無常」などとブログにコメントを寄せたそうですが、彼らは(意図するしないにかかわらず)どこどこ入ってきてしまったたお金に対して、それをコントロールできるだけの格を備えられなかった点で似た者同士ですね。ある日突然、宝くじ当籤して人生狂ってしまったという人とある種同類なのかもしれません。
他方、守屋氏は私がもっとも嫌いな小悪。狡い。悪事を働くときに罪への意識を軽く持ちながらも「えへへ。このぐらい、いいだろ」と歯を見せて、下品な笑いをするような感じで、いやですね。借金生活? 知らんがな(-_-;)
私の中で「大悪」は憎しみや恨み、罰を一身に受け止める凄絶な覚悟を持って、あえてルールや通念を犯すことを指し、大した覚悟も考えもなく、場の雰囲気などでちょこまかとズルをするような場合の「小悪」とは、一線を画しています(@_@)
さて、日本の指導部は小悪ばかりで太助さんの仰る通り、腐ってます。とほほ。消費税上げだって、タローさんも「ガタガタいうな。消費税上げないとこの国は立ち行かなくなるんだよ」とでも啖呵を切ってくれるぐらいなら、逆に賛成してあげてもいいかなと。
こんにちは。
そうですね。
日本も凶悪な事件が増えたとはいえ、諸外国に比べればまだ少ない方で、「食品偽装」に代表されるように小悪がはびこっていますね。
偉そうなことは言えませんが、日本人の哲学・宗教心のなさだと思います。
(宗教心とは特定の宗教を熱心に信仰するという意味ではない)
お天道様が見てるよと自重するのも立派な宗教心だと思います。