ETFを使った必勝法発見!勝率100%の驚くべき方法とは?

前々回の記事とも深く関係する話です。
 
情報商材として売り出そうかとも思いましたが(嘘だよ)、詐欺で訴えられそうなのでブログで無料公開することにしました!?
 
誰でも簡単に儲かる100%必勝の方法です。
 
その方法とは、
野村AMが新たなETFを出したら、上場初日に思いっきり売りから入って、後は底を付けるまで放置して下さい。
 
これだけで確実に儲かります。実績では勝率100%です!
 
1340-1342.gif1323-1325.gif
(1323:南ア株,1324:ロシア株,1325:ブラジル株,1340:インド通貨,1341:ブラジル通貨,1342:ロシア通貨)
 
最近追加されたETFも全て見事に下げています。
勿論、金融危機で全てが下げていたのでこういう言い方はフェアではありません。
 
しかしながら、このタイミングで資源価格と連動の大きいロシア等の新興国の株価と通貨に連動するETFばかりを出して来たのはやはり天井的中の天才ぶりが今回も発揮されたと言えます。
 


東証REIT指数も3~4割下げていますが、これはETFのラインナップを考えれば早々と出すべき商品であると理解できます。
 
前々回の記事に絡めて言うと、何も日本の個人投資家が付和雷同だから高値を掴むだけではなく、日本で金融商品を売り込んでいる人達もとてもヘボだと思っていた方が良いです。
 
天井圏だとわかっているけど日本人には煽れば売れるからと考えているのも問題ですが、そうではなく大証券会社も相場予想がど素人なんだろうと思います。
 
必勝法と言うのは冗談ですが、個人投資家はこの事例から学ぶべきことが沢山あると思います。
(天下の野村さん、こんなこと言わせないで下さい!)
 
ここで1つ、あなたが付和雷同か否かテストしてみましょう!
 
日興AMが「日興新成長国通貨ファンド」の設定を金融市場の混乱等を理由に設定取り止めを発表しました。
9月以降は大手証券がブラジルレアルや南アランド債投信の設定を同様に取り止めています。
 
典型的な日本人の受け止め方はこうでしょう。
「大手証券も売るのを控えるのだから今は買い時ではないのだろう。新興国通貨は怖いから。野村あたりがまた募集を始めたら買おうかな?」
 
私のような天邪鬼の受け止め方。
「おっ、バブルで売れるときだけ煽る大手証券が新興国通貨の販売を手控えているよ。あんたらに乗せられた人達は皆大損してるから、今出しても誰も買わないものね。誰も買わない・大手証券も煽らないって逆指標が2つも揃ったよ!底かも知れない、買う準備だ!」
 
勿論、流動性危機も終わった訳ではないしリスクは高いし、今が買い時かはわかりません。
 
でも、大手証券が煽って受身で投資する層がこぞって買い始める(≒バブルの天井)前に買っておくという意識は重要だと思います。
 
【関連記事:メディアと売り手が煽ったらシリーズ】


メディアと売り手が買い煽ったら売るべし!?(2):メディアは逆張りサインを発信する天才!
大宅壮一氏が低俗なメディアによる「一億総白痴化」を危惧したのは1950年代のことである。勿論当時私は生まれていないが、小さい頃は少年ジャンプも読みテレビっ子であった私も白痴化・洗脳された1人かも知れない。大宅氏の危惧から半世紀が過ぎたが、罪...

メディアと売り手が買い煽ったら売るべし!?(3):煽りに乗れば火傷する!
8月11日の記事の続編です。ベトナムに続き、メディアと売り手のド天井での見事な煽りっぷりを検証してみます。サブプライム問題で世界が騒然とする中、我関せずと2007年10月16日に上海A株指数が最高値6400を付ける。たったの半年で株価は倍に...

 
にほんブログ村 為替ブログ FX スワップ・長期投資派へ [←参考になりましたら一押し。m(._.)m]

タイトルとURLをコピーしました