昨日から世界の新年相場が一気に動き始めた感じですが、まだお正月気分っちゅうことで(!?)日本の大晦日・正月を振り返ってみます。
(ほとんど雑談です。)
大晦日のNHK紅白歌合戦を所々見ていました。
なんか、ミュージックステーションの年末特大版とあまり変わりませんね!?
特別ゲストの矢沢永吉(永ちゃん)が紅白の歴史と同じく60歳と聞いて、日本の高齢化社会を実感しましたね。
しかし、相変わらず紅組が勝つか白組が勝つかなんて無理矢理盛り上げているんですね。
どっちが勝つかハラハラしながら見ている人なんているのでしょうか?
プロ野球の監督やモンゴル出身の横綱が審査員なのにさ!?
紅組のトリがドリカムとか年功序列や大御所への遠慮を排した良い傾向もあるように思いましたが、演歌歌手が居なければMステ幕張祭りと変わらないような・・。
紅とか白とか勝ったとか負けたとか、どうでもよくね!?
それじゃあ紅白じゃねえだろって話だと思いますけどね、いいじゃん、大晦日歌番組で。
しかもペイパービューで視聴料1万円取って、NHK無料化したらどうですかね?
大河ドラマと紅白に課金したらNHK無料化も夢ではないと思いますよ。
福山イケメン竜馬にはビックリしましたけど、今後に期待してコメントは控えておきます・・。
「坂の上の雲」から「竜馬伝」と来て、現代日本が切望するものを描きたいのかも知れませんが、ギャップを感じ過ぎて(勿論現代日本に対して)虚しさを感じてしまう面もあるような気がする・・。
しかし、テレビも新聞も正月から日本の未来に対して暗いですね・・。
日経なんて、もう未来は諦めましょうって伝わってくるんですけど・・。
いや、私がそれを嘆いても説得力がないですけど、私は1年前でも徹底的に日本悲観論を唱えていたし、何故皆が皆悲観論を唱えるようになったのか?
1年前は世界全体が停滞していたけど、1年経ったら日本の出遅れが目立っていた・・。
少子高齢化なんて10年前から予想は変わっていないだろと思いますが、こういう現実を直視しないのは日本人の悪いところかも知れませんね。
算数すれば10年後に何が起こるか確実にわかることでも嫌なことは見ざる聞かざる言わざる。
昨年新たに加わった日本の悲観材料としては、新政権のブレやデフレの鮮明化など様々あると思いますが、一番大きいのは国債乱発懸念でしょう。
2~3兆円どう減らすかなんて議論ではなく、今後長期的にどう抑えて減らしていくかを議論しないと・・。
借金返せる返せないの議論をすっ飛ばして、もう返せないだろと言い始める人が多いのが、この国の不思議さですね。(問題を突きつめずにええじゃないか音頭体質・・。恐ろしや!?)
新たな悲観材料が出てきた訳ではなく、不況による税収減で問題の先送りが許されなくなっただけです。
正月の討論番組で塩爺が「今の日本の若者は元気がなさ過ぎ」と説教し、菅さんも同調する場面がありましたが、誰かが元気がないのは若者だけじゃないでしょ、誰がこんな環境を作ったのかと突っ込むと、菅さんが「ニワトリが先かタマゴが先かの議論だけど」と補足するという黄金パターンが見られました。
遠まわしに書くけど、若者に元気を与えたいならゼロサムゲーム(若者にとってはマイナスサムかも?)のルールを変えればいいじゃない?
結局、若者の背中に自分が重く圧し掛かりながら、重みに耐え切れずよろめく若者に、おんぶされている側が元気出せと言ってる構図になっちまうから説得力がないのです。
まずアンタが背中から降りてから言えって!(わかっている高齢者は偉ぶらずに黙っている。)
八十過ぎの爺さんがこう言うのは仕方ないし、こういう爺さんも必要だと思います。
でも、テレビは視聴率獲得のためには政治家同様にますます高齢者に迎合する意見を垂れ流すでしょう。(視聴率も選挙票も団塊で獲得!?)
色々ありますけど、私が改めて感じたのは日本が是々非々で物事を決めるようになるのはまだ遠い目標(目指してもないでしょうけど!?)だということです。
でも、塩爺が言うようにカラ元気は出さないといけないと思います。
国家に依存し過ぎずに、社会のツマラナイ序列に従い過ぎずに、日本国がどうなろうとも自分には関係ないくらいの意識がいいのかも知れません?
少なくとも投資家は、日本国との一蓮托生を避けたければ、自分の意思で簡単にやれることです。
(本当は簡単ではない筈だけど、自己責任で自由意思で誰も邪魔しません。)
国家や赤の他人の意思決定に左右されないように、2010年も一個人としてはカラ元気を出して行きましょう!
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