上場MSCIエマージング株(日興の新ETF)の資料でエマージングインデックスの国別構成を見るとBRICs50%のブレンド!

日興AMがMSCIコクサイ(1月29日予定)とMSCIエマージング(2月24日予定)のETFを上場することは以前取り上げましたが、関連資料を読んでいて、直近のエマージング指数の国別構成がわかりました。
 
別に日興のETFでなくても、STAMでもeMAXISでも連動する指数は同じくMSCIエマージングマーケットインデックスなので中身は(ほぼ)同じです。
 
MSCI新興国指数の国別構成比を確認してみます。(出所:MSCI Inc.09年12月末現在)
 
<上位10カ国の国別構成比>
中国 17.9
ブラジル 16.9
韓国 12.7
台湾 11.4
インド 7.5
南アフリカ 6.9
ロシア 6.3
メキシコ 4.3
イスラエル 2.8
マレーシア 2.7
その他12カ国 10.6
 
上位10カ国で89.4%を占めていますが、2位のブラジルのシェア拡大が目立ち1位の中国に並びつつあります。
構成を見直したというより、最近の株価上昇の勢いの違いが反映されているだけかと思われますが・・?
 
アジア地域の比率は55.8%であまり変化ないのですが、直近の構成比で特筆すべきは、
BRICs4カ国のシェアが全体22カ国の中で48.6%を占め拡大傾向にある(?)
ことですかね・・。
 
MSCI新興国指数に投資すれば、ざっくり50%はBRICs4カ国に投資することと同じです!
 
日興のETFなら驚愕の信託報酬年0.26%!、eMAXISなら0.63%、STAMでも0.8715%でMSCIエマージング指数に投資できる環境になりつつあります。
 
手を変え品を変え投入してくる華やかなBRICsなんちゃらファンドの販売手数料3%で年間信託報酬2%を喜んで買う前に商品比較をしましょう!
 
2月に上場される新興国指数連動ETFなら年間信託報酬0.26%で投資額の約50%はBRICsに廻していることになるんですよ!とかイロイロと比較をね・・。
 
海のものとも山のものともわからない初物ETFは避けて、運用実績のあるSTAMなら若干信託報酬高くても許容範囲とかね・・。
ご自分の性格や考えや状況に合わせてイロイロと比較をした方が良いですよね。
 
小学生でも出来る算数をせずに無駄に支払いを増やすとか、簡単に調べればわかることも調べずに損することは誰でも避けられる!
(相場の急変は避けられなくても!?)
 
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