JAL株は連続ストップ安かと思ったら、7円で寄り付きましたね。
よくあれだけの売り玉を吸収できる買いが集まったものだと思いますが、信用売りの買戻しが中心でしょうか?
また、7円まで下がれば7千円で保有できるので、捨てるつもりで買い向かった人も多かったのでしょうか?
前週末の株価終値67円から、昨日は37円ストップ安の比例配分(おそらく100人に1人が売れたかどうか?)、本日の7円で取引成立だから多くの人は株価が1/10になったところでようやく手放せたという状況です。
特殊な状況とはいえ、たった2日で資産が1/10になってしまう怖さは株式投資をする限りは他山の石とすべきではないでしょう。
(私も以前1/10までは行かないけど、日本の新興市場で連続ストップ安で売りたくても売れずに大損した経験はあります・・。忘れたい過去も時々思い出さないとね!?)
本題です。
中国人民銀行が預金準備率を来週18日から0.5%引き上げると昨日発表しました。
ちょっとしたサプライズとなり、資源価格や資源国通貨の下落を招き、NYダウの足も引っ張ったようです。
でも、適度に冷やしてバブルの芽は摘み取らないと後が怖いですからね。
上海が2%超、香港H株が3%超の下落で留まっていますから、パニックが走っている訳ではありません。
まあ新年から飛ばしていた相場が微妙な米雇用統計の結果でもイケイケ度合いはあまり変わらなかったので、中国の預金準備率引き上げが適度に相場も冷やしてくれれば良いのではないでしょうか?
昨年辺りから米国と中国でG2と呼ばれ始めましたが、相場への影響力では徐々にそうなってきていると思います。
現状、日本と中国のGDPは同程度の規模と思われますが、1人あたりGDPでは中国はまだ日本の1/10に過ぎないことになります。
でも、世界人口の1/5を抱える中国の数は力なりを感じますね。
個人的には買いたい物があるから、しばらく相場が軟調に推移して、更になんかネガティブ材料が出てきてリスク回避動向になることを期待しているんですけど!?
(待っている時はやって来ないかな!?)
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
中国預金準備率引き上げはサプライズだが冷やして正解!?&JAL株はまだ紙屑にあらず、7円の価値!?

コメント
AIGは40円が半年で4000円まで戻しましたから、昨日の太助さんの記事ではないですが、宝くじだと思って買ってる人もいたりするかも知れませんね(笑)。前提も何もかも違うので、仮に上場廃止しなくても、同じように7円→700円になるとは微塵も思えませんが。
中国バブル崩壊は怖いですね。サブプライムどころではないのでしょうか。明日崩壊したとすると、為替は豪ドルが真っ先に暴落すると思います。
混乱は勘弁してほしいですが、個人的には太助さんと同じく、リスク回避動意を期待してます(笑)。
JAL株はその後も妙な盛り上がりを見せていますね・・。(笑)
中国は当局のコントロールが上手いと思うのでそれ程心配していないのですが・・。
(だからと言って、全てを防げる訳ではありませんが・・。)
リスク回避動意はまだ来ませんね~。
中国株も今日はプラス圏のようですし、別のネタに期待します!