米CPI鈍化でインフレ鎮静化好感もハイテク売られ円高進行で日経も大幅下落!?

6月の米国CPIが予想を0.1%下回る3.0%となり鈍化傾向が確認されました。
目出度しメデタシ!金利を上げて維持してインフレとファイトした成果が実って来た訳です。
 
しかしながら、ハイテク中心に売りが先行して株価上昇という結果にはなりませんでした。
本来なら、インフレ鈍化→長期金利低下→ハイテク株上昇となるはずですが直近でも大きく上げていた為に利益確定の動きとなり、利下げ観測の高まりで中小型株に資金がシフトしたからと解説されています。
 
確かにエヌビディア等を含まないNYダウは辛うじて上昇しましたが、S&P500は1%弱、ナスダックは2%弱、SOX指数は3%強の下落とマチマチの動きとなりました。
 
また、米長期金利低下によりドル円は円高に振れて為替介入もあったと言われますが、一時は1ドル157円台を付けました。
こうなると、最近はダウやS&P500よりもナスダックやSOXの動きへの連動を強めている日経平均は円高とのダブルパンチで大幅下落は免れませんね。
一時1000円超の下げとなりましたが、こちらも7月に4万円台を回復してから急伸して4万2千円を越えていたので、そりゃこの程度は当然売られますわね。
 
まあ、悪材料出尽くしで株価は材料がなくても上昇するように、好材料出尽くしで株価が下がるタイミングかも知れませんね。
今年上半期は基本的に右肩で上昇して来たと言えると思いますが、6月から9月頃までは株価弱含みがアノマリーです。
 
一旦ピークを打って9月辺りまで弱含んでFBRの9月利下げから11月の米大統領選を睨む展開になるのかなと思いますが、わかりませんね。
まあ10%から20%の下落ならウェルカムで待っておきます!?
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