東証に14本の商品ETFを英ETFセキュリティーズがドカンと追加投入!でも、非課税ETFは4月から課税か?

日経によると、
英ETFセキュリティーズが3月中旬をめどに、国際商品価格に連動するETF14本を東京証券取引所に上場する
予定だそうです!
 
まだ14本の詳細は不明ですが(えっ、商品14本も興味ないって?)、
●14本は米ダウ・ジョーンズが持つ著名な指数である「DJ―UBS商品指数」に連動する
●うち9本は原油や天然ガス、銅、トウモロコシ、大豆など個別の商品指数を裏付けとする。
●いずれも「米シカゴ市場やロンドン金属取引所(LME)市場などの先物価格にほぼ連動する」
とのこと。
 
ETFセキュリティーズは既に貴金属ETFを5本上場済みなので、今回の非鉄や穀物等の追加で19本のETFを東証に揃えることになります。
 
また、国内上場の商品系ETFも総計で25本となるようです!
 
日本の証券取引所では、豊富な選択肢からコモディティーが選び放題になりそうですね!・・orz。
 


外資の積極性も選択肢が増えることも歓迎しますが、こんなに追加して大丈夫なのかと少し心配したくもなります・・。
 
以前から記事にしていますが、ETFセキュリティーズの商品ETFは非課税を売りにしていましたが、一般口座扱いで売買できる証券会社も限定的で取引高は盛り上がっていません。
 
それを承知の上で大追加投入を決めたのだと思いますが、今回の追加分も同様の特別な扱いであれば売買は盛り上がらないでしょう。
(金やプラチナより、トウモロコシ・大豆ETFの売買が盛り上がるとは思えない!)
 
更に、平成22年度の税制改正により、非課税の扱いではなくなるので、4月以降はこれらの商品ETFも課税対象になるようです。(ETFセキュリティーズのHPでもこの情報は追加されていますが、レア情報なので各自で確認下さい。)
 
それなら、4月以降は特定口座で扱えるようにして、基本的にどの証券会社でも取引可能とした方が良さそうですけど・・。
 
一応フォローしますが、取引が少ないから基準価額との連動性が低い訳ではなく、マーケットメーカーが市場価格を維持しているので、基準価額との連動性は極めて優秀ですよ。
(さすが運用実績のある大手外資のETFです。)
 
何故なら、私はETFセキュリティーズの貴金属ETFを購入してますからー!
(記事にしていませんでしたが、また機会があればこの辺は書きます。)
 
でも、買う買わないは別にして、14本の商品ETFのラインナップには興味津々なんですけどね。
 
日本の商品先物市場よりも、東証のコモディティー銘柄の方が多くなるのでは?(笑)
 
先日取り上げた米ブラックロックも、iシェアーズETFを一気に20本程度ドカンと投入してきたら面白いのですけどね。
 
小さなことからコツコツとの発想がない外資の大胆さに期待しますかね?
(損切り日本撤退もグズグズせずに早いけどね!)
 
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