• 2025
  • 2024
  • 2023
  • 2022
  • 2021
  • 2020
  • 2019
  • 2018
  • 2017
  • 2016
  • 2015
  • 2014
  • 2013
  • 2012
  • 2011
  • 2010
  • 2009
  • 2008
  • 借金で首が廻らない日米英!国債格下げの国と歳出5年凍結の国とマイナスGDPの国! | 経済的自由の実践投資備忘録

    借金で首が廻らない日米英!国債格下げの国と歳出5年凍結の国とマイナスGDPの国!

    日米英は今後も苦しそうですね。
    何がって、財政赤字で首が廻らないのに、決して高成長は望めない状況下で、借金を減らしつつ成長を続けるという高難度の目標にチャレンジしなければなりません。
     
    ベストで痛みがなく皆ハッピーな解決策は、増税せずに一時的に財政支出しても成長率を引き上げて税収増により借金を返すことである。
     
    でも、そんな能力も気力もないのに、実態は安易な「破綻への逃げ道」(←まだ決まっていない)を20年突っ走ってしまった国もある・・。
     
    日米英は置かれている状況と取り組み方に違いはあるが、先進国代表国が抱えた負の遺産は決して小さくないし、簡単に解決するウルトラCはなさそうだ。
    (一瞬でリセットしちゃう方法はあるけどね・・!?)
     
    【国債格下げの日本】
    昨日S&Pが日本国債の格付けをAA-に引き下げました。
    大して円安にはなりませんでしたが、お前らじゃ解決できないだろとドンドン引き下げて外圧をかけてくれれば良いと思います。
    (決して米民間会社の格付けを信用していませんが)
     


    格下げには日本の政治の能力と取り組む姿勢も考慮されたようですが、そんなことは日本でもわかっている一般国民は沢山いますが、なんせメディアや評論家や学者が危機をしっかり認識・分析して政府にプレッシャーをかける力がこの国は弱すぎる。
     
    ガイアツの市場が不信任を突きつけるから無駄遣いをやめて借金返済に努力しますなんて、返す気なかったけど暴力で脅されてようやく借金返す人と同じで(笑)、チャンチャラおかしいのですが、
     
    ●日本の政治家ならぬ政治屋が、国民を舌先三寸で騙せても市場は騙せないことも、
    ●判断力が日本国民平均値よりもガイアツ市場の方が勝るだろうことも
    残念ながら事実でしょう。
     
    ところで、菅総理がダボス会議でジョージ・ソロスと会談して世界の経済情勢や環境問題について話し合うらしいのですが、驚きました。
    与謝野さんが書いた民主党批判本を熱心に赤線引いて勉強しちゃう人が、ソロスとまともに会談できるのかと心配ですが、ソロスの言うことが理解できずに「その辺はちょっと疎いもので・・」とか言わないかな?(笑)
    ソロスに、英国にやったように日本を売り崩さないでねとお願いするつもりだろうか?(笑)
     
    【裁量的歳出を5年凍結する米国】
    オバマ大統領が25日に一般教書演説を行いましたが、中韓印には何度も言及したのに日本には一度も言及しなかったとネタミ・ヤッカミ・ヒガミ報道(?)を何度か見聞きしました。
     
    いい年した大人の日本男児が何言ってんだ?
    そんなことを言っている時点で、(日本を含めた)世界の力関係の変化を理解していない証拠だと思います。
     
    米国にとっての日本の今の位置づけって、つまりそういうことだとわかっていなかったの?(違うというなら聞いてみたい!)
    世界の大将の後ろにくっついて、無理言われても文句言わずにシッポ振ってりゃ寵愛を受けて、それなりに上手く廻るって昭和の発想から何も変わってないよね・・。
     
    それは置いておいて、日本に言及しなかったけど、日本の法人税引き下げが米国の引き下げ方針に影響は与えたのでしょう。(日米が法人税突出して高いのだけど、意思決定の遅い日本に先を越されちまったよと・・。)
     
    また、裁量的歳出の5年間凍結を提案し財政健全化の決意を示しました。
    日本で菅総理が施政方針演説の中で、財政健全化の決意を示したのが24日です。
     
    同じねじれ議会で苦慮する日米のトップが、同時期に改めて一応財政健全化の意思を示したのは、単なる偶然なのだろうか?(ロシアンルーレットの本命はどの国だ?)
    PIGSのソブリン危機なんてカワイイものなのかもね!?
     
    【マイナスGDPの英国】
    英国が25日に発表した2010年4QのGDP成長率が予想+0.5%に対し、なんと-0.5%と縮んでしまいました。
    理由は12月の100年に1度の寒さのせいらしいですが、違うだろ!
     
    自業自得でもある100年に1度の金融危機のせいだろ!(笑)
    アイルランドと同じように、金融立国の英国も厳しいってことじゃないの?
     
    寒くてマイナスになったのだから緊縮財政を変更する理由にならないと英政府は考えているようですが、他国のことですし、二兎を追う舵取りは難しいですよね。
    日米よりも財政再建に具体策をもって既に取り組んでいるし、問題意識も高いことは間違いないと思いますけど・・。
    金融街シティから負の遺産がまだこれから何か出てきて、足引っ張ったりしないのかな~?
     
    大変だけど頑張ろう!20世紀の世界をリードした日米英よ!
     
    にほんブログ村 為替ブログへ  [←参考になりましたら一押し。m(._.)m]

    タイトルとURLをコピーしました