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  • 官僚たちの冬!?国家公務員の給与削減等大リストラで霞み始めた霞ヶ関!? | 経済的自由の実践投資備忘録

    官僚たちの冬!?国家公務員の給与削減等大リストラで霞み始めた霞ヶ関!?

    言いたい放題の巻!
     
    私は一秒たりとも見たことはありませんが、数年前にNHKで「官僚たちの夏」なんてドラマをやっていたようですが、現実社会では「官僚たちの冬」が訪れたのでしょうか!?
     
    ●2月29日に国家公務員給与を削減する臨時特別法が可決され、来年度から2年間は平均7.8%給与が引き下げられます。
    これはあくまで復興財源を捻出するための時限措置ですが、2年後に7%以上引き上げて給与水準が元に戻ると考えるのは甘いかも知れませんね!?
     
    ●更に、民間企業より多いとの調査結果が出た国家公務員の退職金を引き下げる改正案が来年度中に国会審議される予定。
     
    ●更に、雇用の安定世界一の社会主義体制だった(?)日本の国家公務員に、希望退職制度も13年度からの運用が検討される。
     
    ●更に、「21年度比で4割超削減」目標の新規採用数を上積みし、副総理が各省庁に7~8割の採用抑制を指示したとも言われます。
     
    まさに「官僚たちの冬」到来で国家公務員フルボッコです!?
    まあ私が官僚に対する同情を書く訳がないのですが(笑)、他人の不幸を喜ぶメンタリティも持ち合わせていません。
     
    しかしながら、率や額や程度は別にして、日本の現状に鑑み、その方向性は正しく、官僚たちには嬉しくないことも仕方ないし必要なことであると言わざるを得ません。
     


    ●力の落ちた日本株式会社の営業や技術部門(民間)の給料は大幅に下がっているのに、バックオフィスの総務や経理や企画(公務員)だけが何故か昭和時代の給与水準のまま維持されることが正当化されるのか?
     
    ●公務員の給料の半分以上は未来からの借金で払われている現状は正当化されないし、その責任は日本株式会社のバックオフィスたる公務員にも大いにある。
    (1年任期のアルバイト経営者だった自民・民主の○○さん達が一番アレだけど。)
     
    同情すべきは、最後の新規採用大幅抑制ですかね。
    でも、官僚を目指していた人にとって狭き門になるからではなく(←これも上の世代と比べて同情しない訳ではないが)、民間に人が流れて結果若者全体の就職が更に厳しくなることに対する同情です。
     
    また、その動機がうさんくさくて、公務員の労働組合の反発を民主党議員が恐れているからという推測はおそらく正しいし、また文句が聞こえてこない若者にツケを押し付けですよ。
     
    その一方で、政府は9日に民間企業に希望者全員65歳まで再雇用を義務付ける制度の導入を閣議決定しています。
     
    日本らしいインチキ儒教で、高齢者には甘く優しく弱く、若者には厳しいのならいいが冷酷ですね・・。
    「身を切る改革」と言いながら、霞ヶ関のメタボ脂肪は保護して古くて悪い血を新陳代謝せずに新卒採用抑制で「若者捨て山」なのに、これで国民の公務員ケシカラン節のガス抜きになるとでも!?
     
    これだけ官僚になることの旨味が消えかかれば、仕事内容ではなく保険内容(笑)で選択している多くの官僚志望者は方向転換するから8割程度は減って丁度よいかもね!?
     
    後出しジャンケンになりますが、リーマンショック以降の公務員人気は異常なバブルだったし、このトレンドに乗ればフリーランチは消滅して厳しい道を選ぶことになるだろうと思っていました。
    (具体的に書いたことはありませんが、このような私の基本的考えはご理解頂いていると思います。)
     
    不安な時代に、年功序列で右肩上がりの給与と定年までの雇用と手厚い年金が保証されていた公務員を希望するのもわからないではないが、国家公務員になって隠蔽体質に染まりヒソヒソ・コソコソ独法に天下って退職金を2度貰うのがジャパニーズドリームなんて情けない国に、未来がある訳がない!
     
    霞み始めた霞ヶ関の「官僚たちの冬」が長く厳しくとも、いつか春が来て「官僚たちの夏」がやってくるのかは、既得権益にぶらさがらない官僚たちの熱い「進取の精神」に掛かっているのかも知れません!?
     
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