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  • 新興「お財布」教の信仰は自由だが、そんな奴は福沢諭吉に嫌われまっせ! | 経済的自由の実践投資備忘録

    新興「お財布」教の信仰は自由だが、そんな奴は福沢諭吉に嫌われまっせ!

    プレジデントオンラインに載っていた小話がとても受けたので紹介します!?
    『年収は、なぜ「使う財布の値段」の200倍になるか?』
    http://president.jp/articles/-/8500
     
    最後に「もういい加減にしなさい!どうも有難う御座いました。」でオチが付くのかと思ったら、本気で言ってんのか?
     
    筆者の方はお父さんの借金を肩代わりして苦労されたのかも知れないが、「お金を汚いと思っていたどころか、恨んでさえいた」人が税理士を目指すだろうか?
    金恨んであんなツマラン勉強は耐えられないだろうし、金を恨んでいる税理士に仕事を頼んだら金持ち経営者はなんか復讐されないかと怖いでしょう!?
    のっけから論理が著しく欠如しているタイプなのか、嘘が平気なタイプなのか、その両方なのかと疑ってしまう。
     
    社長たちの700近い財布を見せて貰って、
    「稼ぐ人は必ず長財布を使っている」
    「お財布の値段×200=持ち主の年収」
    という法則を発見したそうだ!?
     
    きっとスーツや靴やマイカーの値段x何倍=年収という法則もアタリマエに発見できそうに思うが、この程度の戯言なら許しましょう!?
    凄いのが、「年収が300万円しかないにもかかわらず10万円のお財布を使っている人は、間違いなく年収2000万円の方向に進んでいく」と断言しておられる!
     


    ということは、奮発して皆が10万円の財布を買えば、み~んな年収2000万円を将来貰えるようになる訳だ、なぜなら「間違いなく」なのだから・・。
     
    他にも
    「お財布はお金のホテル。居心地がよければ、仲間を連れてリピートしてくれる」
    「毎日、お財布の掃除をしたい」
    「歴史上の偉人が描かれたお札は、お金界のVIP。小銭君たちはちょっと邪魔」にはドン引きですわ!
     
    これでは怪しげな新興「お財布」教である!
    本当に税理士のオジサンが書いているのか?
    断捨離の基準は心がときめくかときめかないかと真剣に言っちゃっている女性の少女マンガ発言より引いたっちゅうの!
    オーバー40のオジサンに「小銭君たちはちょっと邪魔」発言が許されていいのか?(笑)
     
    3回連続で使ってしまうのですが、やっぱりこの国でこういう言説が一定の支持を得てしまうのはイロイロと「幼稚」なんだと思いますよ。
     
    筆者の使う財布には以下の5つの原則があるそうですが、突っ込んでみましょう。
    ●長財布が鉄則
    私は2つ折派です。お札に聞いてみたけど窮屈じゃないって!?それよりお前の尻の方がよっぽど嫌だって!?
    盗難リスクも低く使い勝手もいい。ノーブランドで1万円を越えない財布なんぞを使っている庶民の戯言ですが・・。
    ●札は揃えて入れるべし
    揃えずに入れる方が難しいしアタリマエでは?9千円のお釣りを貰った時にも向きがバラバラで渡されることもないでしょ、殆どの人が無意識にやっている。
    ●余分なものは入れない
    基本賛成だが、お金に嫌われるからではなく、財布から半年前の領収書が出てくる人に金の管理ができないのは当たり前だから。
    ●カードは必要最低限を
    基本賛成だが、「お金の漏れ口」だからではなく2つ折でお尻のポケットに入れるから分厚くならないように。ポイントカード類は週1利用なら常駐、月1利用なら使う時だけ財布に入れる。
    ●小銭入れは別に持つ
    論外!非効率極まりない。「天は人の上に人を作らず」小銭君たちとホテル相部屋でも1万円札に描かれた歴史上の偉人が失礼に思うはずがないのだが、多分この筆者にこの論理はわからないでしょう・・。
     
    この他に私のポリシーを言えば、
    ●1円玉と5円玉の合計が10円を越えないように優先して使う(かさばらないように)
    ●小銭入れに500円玉を2枚発見した時は管理できていない自分を責める!?(前回出すべき場面でまた札を先に出しやがったな俺!)
    ●金欠でも不測の事態に備えて1万円札1枚は必ず残っているように管理する
    (昔は3万円だったけど、盗難リスクとクレカ・電子マネー利用率の上昇により今は現金の目減りが少なく1万円で充分で、半年以上は同じ諭吉さんが二つ折り窮屈ホテルに滞在中!?)
     
    別にお金に好かれようとやっている訳じゃなくて、ポリシーを逸脱すると落ち着かないという気分の問題。
    確かに財布の中身でお金の管理力を推測できることは否定しないけど、日本銀行券や財布を崇める怪しげな新興「お財布教」は勘弁してくれ~。
     
    小銭君と見下ろし、「一円を笑うものは一円に泣く」!
    一万円札を崇めて嫌われないよう変なオマジナイを信じる他力本願より、福沢諭吉さんに嫌われないよう「独立自尊」の振る舞いをすることを私は「すゝめ」ます!?
     
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    コメント

    1. 伊-四〇〇 より:

      こんにちは。いつも拝読してます。
      又この手の話題ですね。しかも疑似科学というか擬似統計学でしょうかね?
      ちなみに私は2000円の財布です。年収ばれましたね。テヘペロ。

    2. 太助 より:

      こんにちは。ありがとうございます。
      財布は「お金の漏れ口」そのものですから(笑)、お金を掛ける必要はありませんよ、その分中身が増えますし。(笑)
      また、いつでもコメント下さい。

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