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  • 楽天の携帯参入で必勝策を下から目線でアドバイス!?でも三木谷氏はわかっている! | 経済的自由の実践投資備忘録

    楽天の携帯参入で必勝策を下から目線でアドバイス!?でも三木谷氏はわかっている!

    以前のエントリーで
    「楽天の携帯参入で必勝策を上から目線で授けよう!5Gで固定ネットを取りに行けば勝てる!?」


    を書きましたが、私と同じプランを描いていた三木谷氏はさすがですね!?
     
    以下はバルセロナ基調講演後に日本報道陣向け質疑応答を纏めたケータイWatchの記事ですが、
    https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/event/mwc2019/1172079.html
    「5Gがあれば高速なFWA(Fixed Wireless Access)的な展開もできるようになります。今、光を持っていないデメリットを、メリットに変えていきたいですね」と述べています。
    FWA(直訳:固定された無線アクセス)とはまさに自宅からのネット接続を固定の光回線ではなく5Gで提供するサービスですね。
    私と同じ方向性と戦略を持つ三木谷氏はさすが!(笑)
     
    他にも主には携帯電話・データの料金体系についての言及と思われますが、
    ●できるだけ皆さんに使っていただきやすい料金で、できるだけシンプルに
    ●囲い込むというより、離れる(解約する)ときも自由度が高いものにしていく
    ●シンプルに、何たらバンドルとか、何とか割ではなく、分かりやすいものにしたい
    と既存キャリアの談合料金体系を軽くディスりながら、その輪に入らず逆を行く方針を述べました。
     
    新しいテクノロジーを取り入れてコストを抑えた基地局展開も含めて楽天が通信業界に激震を走らせることを期待したい!
    既存3キャリアに勝負を仕掛ける気がマンマンの三木谷氏に敬意を表して、今回は下から目線でアドバイスを上申させて頂きます!?
    キャリアにとって携帯と光回線は値下げ余力があるのに高止まりさせて顧客あたり平均売上(ARPU)を落とさずに高い利益率を維持できる美味しいサービス。
    既存キャリアはこの2つの巨大マーケットを守るために料金体系や契約条件を作り込んでいます。
     
    携帯と固定の両方を提供するキャリアは何が嫌かって両方を纏めてどっちか一方だけ選択されると売上が半減して大リストラしなければいけなくなる。
    だから携帯と固定のセット割は割と手厚くしつつ2つの契約を平行で維持させてARPUをなるべく落とさない作戦を取ります。
    でもね、携帯電話の普及で固定電話の解約が進んだように、電話もネットも「固定」は自宅に位置して動かないだけで「携帯」の一部に過ぎないから、技術が進歩してコスト・料金が低減すれば「携帯」一本に纏められてしまうのは避けられないと思います。
    既存3キャリアがそれによる売上半減を恐れ躊躇している間に、光回線を持たない楽天はウチでどうぞ自宅も「携帯」一本に纏めて安く便利に使って下さいと積極的に仕掛けましょう。
     


    ネット回線で固定も携帯に纏める場合の料金体系は3パターン
     
    ●スマホテザリングで完全に携帯サービス一本化
    5G対応スマホ端末が登場すればテザリングで自宅PC等をスマホに繋げば高速ネット接続が可能になるはず。
    こういう使い方をしているユーザは既に一部いて、キャリア側は携帯データサービスを提供しているだけなので中身までは知ったこっちゃない。(まさに固定は携帯の一部に過ぎない)
    現状では速度・容量制限・安定性・料金レベルで固定回線の代わりに出来る人は限られますが5Gになればハードルが下がるし、楽天はどうぞテザリングにもどんどん使って下さい!ウチには代わりに解約される光回線もないからねハハハと売り込めばいい!?
    これは携帯データサービスの料金体系だけなので、大容量・無制限プランは固定を取り込むことも狙って料金設定すればいい。
     
    料金は固定を纏めてもらうためにも容量制限なしの税込月額3980円で行きましょう!(適度に緩い速度制限可)
     
    ●ポケットWiFi(小型無線ルータ)サービス
    WiMAXみたいなと言えばイメージが湧きやすいと思いますが、外で持ち歩ける小型無線ルータを自宅でも常時PC接続して固定回線をカットする動きは既にあります。
    容量制限なし速度制限ありのプランで月額4千円台半ばですかね?
    マンション光回線より高めですが、これを持ち運べばスマホのデータ契約をカットして音声契約だけに出来るので、固定と携帯をセットで考えるとなかなかの価格競争力で光回線の脅威になりつつあるのは確かだと思います。
    しかしながら、容量制限なしでも3日で10G超えると速度制限がかかるのでヘビーユーザには向かずに完全な光回線の代替とはなりません。
    また、これらのサービスを提供するUQやY!mobileはKDDIやSoftbankの子会社であり親会社のネットワークを借りて提供している訳だから親会社の商売を邪魔するような意思決定はありえないから光回線を下回る料金設定なんて出来ないはず!
    楽天は5G対応の外でも中でも使えるポケットWiFiを提供して、このマーケットも頂きましょう!
     
    料金は3千円台半ばから4千円弱かな。
     
    ●自宅据え置きのFWA専用サービス
    家にいる時にスマホをテザリングで使われっぱなしになるのも嫌だし、スマホとセットでポケットWiFiを持ち運ぶのは全然スマートじゃないと嫌がる人も多いでしょう。
    それに光回線を5Gでリプレースするなら、それなりのサイズで高機能な自宅据え置きのモデム(ルータ)経由で行うFWA専用サービスも欠かせません。
    これは自宅(厳密には最寄り基地局?)外では使えないようにしてスマホサービスとのセット割を提供してもいいでしょう。
     
    料金は安めのマンション向け光回線がザックリ税込4000円として、楽天は税込み2980円で出しましょう!
    税込み1980円のコースも欲しいので、帯域を20M程度に絞った廉価版も出しましょう。
    (殆どの人は5Gの速度なんか必要とせず、速度10Mもあれば事足ります。)
     
    この3パターンを全て投入して、高くて遅くて機動性がなく何万円の工事費を取る光回線サービスに鉄槌を喰らわせてやりましょう!?
    既存3キャリアは固定電話や光回線という大きなパイにしがみつきながら指を咥えて静観するだけで、自分の身を削りながら簡単には楽天の動きに追随して来れないはず。
    FWAに限らずシンプルな料金体系含めて、楽天が通信の甘ったれた寡占市場に鉄槌を喰らわすことを期待します!
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