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  • 東証上場のグローバルX NASDAQ100・カバード・コールETFって本家がアノQYLD日本版投入!? | 経済的自由の実践投資備忘録

    東証上場のグローバルX NASDAQ100・カバード・コールETFって本家がアノQYLD日本版投入!?

    9月30日にGlobal X Japanが以下のインカム型ETF3銘柄を東証に新規上場しました!
     
    グローバルX ロジスティクス・REIT ETF(銘柄コード:2864)
    グローバルX NASDAQ100・カバード・コール ETF(銘柄コード:2865)
    グローバルX 米国優先証券 ETF(銘柄コード:2866)
     
    ふーん、名前が長いし興味ないなとスルーしようとしたところ、「グローバルX」「NASDAQ100」「カバード・コール」というワードが引っ掛かりました。
    これってまさかアノQYLDじゃないのか?と調べてみると、
    「原則として、米国に上場しているETF(Global X Nasdaq 100 Covered Call ETF)への投資を通じて、実質的にNASDAQ100指数を対象とするカバード・コール戦略のポジションを構築します。」
     
    そうです!この長ったらしい名前の米国ETFこそGlobal X社本家のティッカー「QYLD」です!
    QYLDは本邦投資家の一部にも大変人気のある米国ETFですが、ザックリ言うとNASDAQ100指数の値上がり益を放棄する代わりにその利益を毎月分配の配当金として受け取ることが出来ます。
    ザックリ言えば、値上がり益を分配金に変える仕組みにカバードコール戦略のオプション取引を使っている訳ですが、これが大当たりして人気ETFになりました。
     
    QYLDの12カ月利回りが17.3%、直近の分配利回りでも12.7%と非常に高いですね。
    一方、ETFの基準価額としては過去5年の年率リターンが5.4%とNASDAQ100のパフォーマンスとしては低いですね。
    QQQは過去5年の年率リターンが15%程度あるので、QYLDは年率10%程度の値上がり益を放棄した代わりにオプションを使って毎月分配の原資にして来た訳です。
     
    QYLDの経費率が0.60%に対して、日本版QYLDの2865は信託報酬0.6275%(税込)です。
    2865の投資対象はQYLDなので、この信託報酬にQYLD経費率を含むのであれば本家米国ETFと同程度のコストと非常に低廉であり、含まないとすれば実質信託報酬率は1.2%程度になると思いますが、ざっと調べたところではどちらかわかりませんでした。
     
    個人的には値上がり含み益を課税される分配金に変えようなんて気は更々なく単なる興味だけでQYLDにも2865にも投資する気は全くないので、興味のある方は掘り下げて調べてください。
     
    でも、Global X Japanは長ったらしくイメージしづらいETFのネーミングをもう少し考えても良かったのでは?
    日本ではティッカーQYLDの知名度があるので、2865をわかりやすく「QYLD Japan」ETFとかにすれば食いつきも良いと思いますけどね。
     
    相場が好調な時はこのようなETFが登場するのは天井サインになりますが、現状のNASDAQ指数は年初来安値圏ですね。
    このタイミングでNASDAQ100?しかも毎月分配って原資がないやん?と誰もQYLD日本版である2865に見向きもしなければ底サインとなるかも知れませんね!?
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