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  • 大激震のこの1年で唯一利益を出した金融商品ってな~んだ? | 経済的自由の実践投資備忘録

    大激震のこの1年で唯一利益を出した金融商品ってな~んだ?

    本日も順調に円高が進行していますが、もう飽きたから上に行け~と思いつつ、
    本日は安心できるのか、余計に不安にするのか、よくわからない記事です。
     
    今週号の日経ヴェリタスに面白い記事が載っていました。
     
    日本の主な金融商品で今年1年と直近1カ月の騰落率のデータが載っていたのですが、成績がプラスのものは3つしかありませんでした。
    しかも直近1カ月と今年1年の+-の符号は見事に一致します。
     
    さて、何だと思いますか?
     
    (ちょっと他人のまわしで相撲を取るような記事ですが・・)
     
    正解は、
     


    ●円定期預金 [当たりまえ!]
    ●日本国債 [当たりまえ!]
    ●金(ゴールド) [なるほど!]
    の3種類だけです。
     
    後は全滅です。
     
    先進国株もBRICs株も外債もバランス型投信もコモディティーもREITも変額年金もぜ~んぶ壊滅状態!
     
    (損しているのはあなたの非でもないしあなただけではないと安心して貰おうと書いているのですが、逆に沈みました?)
     
    1年の騰落率平均は-30%くらいかと思いますが、ちょうど米国株が平均の騰落率になっています!?
     
    -20%までに収まっているのはグロソブ等の先進国外債投信と外貨MMFとコモディティーがギリギリですね。
    (でも、コモディティーは直近1カ月で15%程下げています)
     
    逆に-40%以上のものは、見事にBRICs4カ国が暴落四天王の座を不動のものにしています。
    (主要商品だけなので、他にベトナム等更につわものはいると思います)
     
    唯一プラスのゴールドも1年で7%の上昇に過ぎません。
     
    如何に全ての相場が崩れてしまったかを物語っていると思います。
     
    何を買っても下がる相場で、この1年ホールドしていて儲かった人なんて殆どいないはずで、皆大きな含み損を抱えている状態だと思います。
     
    重要なことは過ぎてしまったことではなく未来ですが、ファンダメンタルの悪化を織り込んで下げている面と機関投資家やヘッジファンドのデレバレッジにより下げている面と2つあると思います。(全ての金融商品が下げていることや米国株が平均騰落率であることがその証左)
     
    つまり、個人投資家にデレバレッジがほぼ終焉しているのかまだ続くのかを予想できるはずがなく、一生懸命予想したところで当たらないということです。
     
    でも、未来を見据えれば現状は明らかに割安と考えられる訳で一旦売って撤退して更に安いところで買い戻すという判断もわたしにはできません。
    (勿論未曾有の世界不況に突入すると考えるなら別でしょうが)
     
    今は予想できないから、ホールドしておこうという積極的ではない判断なんですけどね。
     
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