ユニクロ、任天堂、マクドナルド、オリエンタルランドは何故逆風で好業績か?共通点は非日本的!?

タイトルに挙げた企業が好業績を挙げているようです。
 
100年に1度の危機と言われる不況の中でも最悪の大不況である日本で何故これらの企業は好業績を挙げられるのだろうか?
 
これらの企業に共通点はあるようでないが、勝っている理由に共通点はないようである!?
 
低価格戦略で庶民の心を鷲づかみにしているのがユニクロ(ファーストリテーリング)とマクドナルトでしょう。
でも安かろう悪かろうではなく、質もそれなりで独自の商品も出してくるので1人勝ちです。(マックのハンバーガーは異論もあると思いますが)
 
私はマクドナルドで120円のコーヒーしか頼まない嫌な客だが、アルバイト店員さんに嫌な顔をされることもない。(時給変わらないし仕事が楽で助かると思ってくれているかも知れない。)
 
ハンバーガーは好きですけど、私にとっては食事にはライトで間食にはヘビーな存在なので、どうも食べると調子が狂います。(そういう人多いですよね。)
 
プレミアムローストと銘打ったコーヒーがプレミアムだとは思わないけど、自販機の120円コーヒーやインスタントコーヒーよりは遥かに美味しい。
 
そりゃコーヒーの味はスタバ約300円>ドトール約200円>マック約100円だけど、不景気にはスタバからドトールへ、ドトールからマックへと客が流れて来る。(コーヒーだけ頼む私のような客がどれだけ利益に貢献しているか疑問ですけど・・。)
 
安いけど費用対効果・コストパフォーマンスの高さが強さの秘訣でしょう。
 
日本全国(の大部分)の駅前・ショッピングセンターに店舗を持ってい
るから、自販機でコーヒー売るような価格設定が可能なのでしょう。
 


ユニクロも同様に圧倒的な低価格をベースにフリースやヒートテックなど商品開発にも優れ他社にない商品を出してくるところが強みでしょう。
 
任天堂は今や輸出型企業にも関わらず好業績なので驚きです。
こちらは安さでは売っていません。
子供が楽しむゲームマシンを進化させて、大人も楽しめるエンターテイメントマシンを作り出したところが日本のメーカーの横並び体質とは一線を画します。
これに日本が世界に誇るサブカルチャーのソフトウェアを乗せるから世界に敵なし状態です。
 
オリエンタルランドが運営する東京ディズニーランドもバカ高い入場料で景気に左右されそうですが結果は逆です。
 
中国・韓国からの観光客を取り込んでいることも大きいでしょうが、少子高齢化の日本でも全国にミッキーに会いたい子供達が沢山居る訳で、お父さんも懐が寂しくても今年はやめるとは言えない(?)。
 
また、今年は海外旅行をやめた人達を安近短で非日常的空間のディズニーランドに取り込むことが出来ます。
 
またライバルが少なく大阪のUSJと客を取り合う必要もない。
一方、財布が寂しいから今年はディズニーやめて浅草の花やしきで済まそうと考える人は少ない・・。(なんちゅう例えやねん!)
 
関西の人達はディズニーランドをメインディッシュに東京いや千葉浦安を訪れるが、関東の人達は大阪観光の1つでUSJにも行ってみようかと考える程度なので、1人勝ちです。
 
実はディズニーランドの強みは日本のお父さん・お母さんの心を鷲づかみにしている所ではないかと私は考えています。
Over40の管理職で混む休日を避けて毎年平日に有休を取って子供をディズニーランドに連れて行く人を知っていますが、楽しそうな顔をしながら「子供が好きでね~」と言っていましたが、絶対に自分が行きたいのです!
 
子供をダシにオジサン・オバサンが童心に帰って一日楽しめることが高いリピート率を誇っている最大の理由ではないかと思います!
 
茶飲み話になってきましたが、不景気にこそ本物が際立つ訳で勝っているのには共通の理由があるはずです。(他にもニトリとか凄い日本企業は沢山ありますけど)
 
①経営者が優秀で個性的
日本マックの新社長さんやオリエンタルランドは詳しくありませんが、日本マック創業者の藤田田さん、ファーストリの柳井さん、任天堂の岩田さんはやはりカリスマ性のある経営者だと思います。
 
日本の大企業の平々凡々金太郎飴サラリーマン高齢社長にはない発想とチャレンジ精神があることが大きいと思います。
 
②日本にある日本人による無国籍企業
ファーストリや任天堂が外資系企業であっても何ら違和感はありませんが、ソニーは無理していると感じるのは私だけでしょうか?
 
ファーストリは夜7時になるとオフィスの電気が消えて仕事が出来なくなるらしい。
山口県の老舗田舎企業に何故こんなグローバルスタンダードが実践できるのか?
残業する奴は仕事が遅くて生産性の低い奴だってのが世界基準です。
(この辺は詳しく書かないと誤解を招くのですが、コテコテの日本企業は仕事が速くても定時で帰ると「協調性に欠け仕事しない社員」と評価する側が無能ですから!)
 
やっぱり会社は社長の器以上には大きくなれないとは良く言ったものだと思います。
 
ファーストリも中国進出が成功すればまだまだ大化けするかも知れません。
 
私は今日本企業には投資していませんが、今度する時は大企業以外から日本の逆風の中でも成功できる異才を放ち、ガラパゴス日本を新陳代謝できる数少ない企業から選んでみたいと思います。
 
 
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