NYダウが昨夜2.1%上昇して9000を突破してしまいましたね。
これはリーマンショック後のリバウンドで付けた11月初旬以来の8カ月ぶりの水準だそうです。
さらにナスダックはなんと12日続伸で、これは17年ぶりの快挙です!?
今月初旬に株価がここまで回復することを誰が予想したでしょうか?
どこまで下げ続けるのだろうかと不安が支配していたはずです。
私は底値付近で下げ過ぎと判断してFXのポジションをいくつか取りましたが、刈られた後はまだ低迷で下げると様子を見ていたら、思いっきり上に行かれてしまいました・・orz。
(「ストップ置かなければ今頃は・・」は結果論!)
今月の動きと似たような状況は今年既に経験していないでしょうか?
月初にはどこまで下げるかを心配していたら、月末にはどこまで上げるかを心配している・・。
そうです!7月はミニ3月です!
規模は違いますが、3月も総悲観が楽観に急変して上値を追い続けました。
誰も今月中にダウが9000突破するなんて思わんでしょう!
前回と同じトレンドを今後も描くなら10月初旬まで上昇トレンドを描くことになります!?(ミニだから期間がもっと短いか?)
今ありえないと思ったアナタ!(私も思っていますけど)
ありえないことばかり起こっているではないですか!
私のブログでよく書いていることですが、凡庸な多数派の予想は裏切られる・・。
凡庸な多数派が短期で相場で立ち回ろうとしても儲からない仕組みになっているのです!(勿論私も含めています)
しか~し、ここからのダウの上昇はリーマンショックの絶壁を駆け上がる難関が待ち構えています!
(既に駆け上がった市場も沢山ありますけど)
昨年10月初旬の11,000からナイアガラの滝となったので、ダウにとっては節目の10,000とリーマンショック治癒(?)の11,000を駆け上る必要があります。
そんなに簡単には理由もないし到達しないでしょ?(裏切られるかな?)
そもそも今月上旬の下げは雇用統計の悪化がキッカケでした。
上昇はアナリスト予想以上の決算結果が続いたことと、経済指標が引き続き良好だったことだと思います。
金融機関の決算はあまり信用しない方が良いですし、相場は忘れっぽいところがあるので(?)、次回の雇用統計でまた思い出して下げる可能性もあります。
(そういや、1カ月前にこれにビビッて下げたんだった、いけね忘れてたと!?)
今日は金曜日かつ9,000の達成感で利確に押される可能性も高いですし、次に9,500へ向かうのか、やっぱりここがレンジの上限で8,500へ折り返していくのかに注目しています。
悲観し過ぎと楽観し過ぎを行ったり来たりしているというのが私の感想ですが、今後もこれを繰り返して長期トレンドでは上昇に向かうのでしょうか?
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
コメント
こんにちは
前日、ロイターの配信で、かのパフェット氏がGSからのキャピタルゲインが20億ドル規模とーーー。
さて、先週はGBPJPYショートがすべてどこかにお隠れになってしまいました。
罫線屋、線を引き引き足を出し。テクニカルうんぬんよりも市場原理を重視する必要がありました。
さて、先週までに出揃った米金融機関大手6社の代四四半期の決算は2007年以来の最終黒字となったものの、内容は事業売却など
一時利益と景気後退に伴う不良債権と貸し倒れ引当金のの急増など先行きが懸念される内容でした。
財務状況は依然として深刻な状況が続く。
と、素人判断。ショート打ちまくりが敗因その一でしたか。
こんばんは。
そのロイターのニュースは見ていないので、見てみます。
GBPはあまり見ないのですが、英国のGDP悪化で下げてませんでしたっけ?
その前の上昇で隠れましたか・・。
私も米金融の財務状況は依然として深刻だと思いますが、あのような数字が出てきては仕方がないですね・・。
米国にとって大変な重荷になると思いますけどね、米金融は・・。