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  • 東アジア共同体はインドと豪も含む!?台湾韓国の太助格付引き上げ!その背景に日本のもたつきあり! | 経済的自由の実践投資備忘録

    東アジア共同体はインドと豪も含む!?台湾韓国の太助格付引き上げ!その背景に日本のもたつきあり!

    岡田外相は、東アジア共同体構想について米国を加盟国として想定していないとし、
    「日本、中国、韓国、東南アジア諸国連合(ASEAN)、インド、豪州、ニュージーランドの範囲で考えている」
    と述べました。
     
    そりゃ米国が東アジアの加盟国だったらおかしいですよね。(議論に加わるかは別にして)
     
    私はインドも含めろと思っていましたが、オセアニアも含めて考えているとは・・。
     
    こうなると「不可能だ!」との声が四方八方から聞こえてきそうですが、私は大風呂敷広げておけばいいと思うのですよ。
    (民主公約と違って、赤字国債乱発に繋がる話でもないし!?)
     
    インド・オセアニアが入るなら、文化・宗教・言語などの観点で全く統一が見られなくなりますね。
    アジアが、政治・文化・宗教が似通ったEUのように結びつくことは難しいと思います。
     
    インドやオセアニアに参加意思があるのかもわかりませんし、先ずはゆるーく経済面で緊密な関係を作りましょうってところから始めれば良いと思います。
     
    最悪なのは、我々日本は先進国G7の1つでございます、と妙な自尊心とプライドが邪魔をして、現状・環境認識と自己分析が出来ずにEUにおける英国のような道を選ぶ事だと思います。
     
    さて、東アジアと言えば経済レベルはばらばらであり、その中でも新興国に位置付けるには疑問符がつくのが、中進国の台湾・韓国だと思います。
     


    私は春頃に台湾・韓国の株価がハイテク先行指標として世界に先んじて上昇していることをブログでも取り上げました。
    その時はそれ以上の評価はしていませんでした。
     
    しかし、この2カ国に対する太助格付を引き上げようかなと最近考えています。(世間的にはどうでも良いことですけど・・)
     
    <参考:下から順に日韓台の株価1年チャート>
    KSTWN225_091008.png
     
    理由を端的に言えば、予想と希望は違うと前置きした上で、日本から国際市場でのシェアを奪って成長できるのではないかと考え始めました。
     
    日本製品と台湾・韓国製品の違いは、機能と品質は劣るが価格が安いことでしょう。(しかも品質差は縮まりつつあるように思う)
     
    ●欧米先進国(日本も含む)が不況で品質より低価格を重視する傾向がある
    ●新興国の内需が拡大すれば、庶民はブランドより低価格を求める(シャープのアクオスって何じゃそりゃ?普通にテレビが映れば充分、はいサムスン!)
    ●日本メーカー勢の対応が遅く、技術を誇りたいプライドが低機能製品を投入することにまだ躊躇していると思われること
     
    従って、中長期的に台湾・韓国は有望ではないかな~と思い始めました。
     
    今日のニュースでも、韓国の9月完成車輸出が前年同月比26.1%増で1年8カ月ぶりのプラス、台湾の9月輸出が前年同月比12・7%減まで急回復して4Qにはプラスに転じると予想されている、など好調ぶりが伝えられています。
     
    その他にも、
    9月の米国新車販売市場は前年同月比22%減にも関わらず、韓国の現代自動車グループは2割以上の伸びでホンダのシェアを抜いた。
    2008年の時点で米デジタルテレビ市場では、サムスンがシェア1位で全体でも韓国勢が日本勢のシェアを逆転している。
    サムスンが3Q業績予想として、四半期ベースで過去最高益となる4兆1,000億ウォン(約3,100億円)の見通しを発表。
     
    韓国のニュースばかりになってしまいましたが、台湾も中台関係が改善しているし、日本でもASUSが低価格ノートPC市場で庶民の心を鷲づかみにしていることは身近に感じることです。
     
    日本勢は円高というハンデを背負って台湾・韓国勢とも世界で戦わなければならない状況です。
     
    ウォン高で国益を守る為に為替介入する韓国当局と、円高でも耐えろと厳しくも暖かい親心の(?)日本当局・・!?
     
    せめて日本メーカー勢が方向転換を間違い乗り遅れないようにと願います・・。
     
    予想と希望は異なると再度前置きした上で、どこかの国の状況も鑑みて、台湾・韓国は今後面白いかなと考えています。
     
    まさにアジアの時代か?
    頑張ろうニッポン!
     
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