ユニクロ世界へ羽ばたくか?ジーンズ低価格競争は690円に!だからカンボジア初の証取開設に注目!?

たまには日本の景気の良い話でもしときましょうね。
 
ユニクロを展開するファーストリテイリング(以下ファストリ)の09年8月期決算が8年ぶり最高益を更新しました。
 
景気のいい話ですねー。
 
柳井社長を次期経団連会長に勝手に推薦!
柳井さん、ニッポンを変えてくれ~。
 
一昔前のユニクロのイメージは安かろう・品質も悪くなかろう・デザインちょっとダサかろう(?)だったと思いますが、中国人観光客が日本のユニクロで大量に買い漁る一方、おフランスではパリっ子がユニクロ進出に行列をつくって並んだとか!
 
私は以前ファストリが世界進出で化けるかもと書きましたが、そこそこの成功に奢ることなく進化を続ける姿勢には期待してしまいます。
(株は買ってませんが好調ですね。)
 
日本を含め消費を絞る先進国と豊かになる新興国にフィールドを広げ、安さと品質のバランスが取れたユニクロが世界的に受け入れられて、トヨタやソニーのような世界のビッグネームになって欲しいと思います。
 
それが旧態依然の日本経済に新陳代謝を促すことになると思います。
 


そんなファストリが最初に仕掛けた低価格ジーンズ競争ですが、イオンや西友が更に安い商品を出したと思ったら、激安の殿堂ドンキホーテがなんと690円のランチじゃなくてジーンズを発売しました。
 
どの会社がどこの生産地だったか忘れましたが、ジーンズ生産を中国から人件費の安いバングラデシュ・カンボジアに移して低価格を実現しているようです。
 
驚くことにリーバイスの日本法人の売上が前年比2割落ち込んでいるようです。
 
ジーンズ販売主力のジーンズメイトも「激安品に顧客を食われた」と黒字から赤字に見通しを修正しました。
 
これまでなら千円未満の安売りジーンズがリーバイスブランドを食うことは考えられなかったと思いますが、日本の消費者の意識が大きく変わったことの表れではないでしょうか?
 
私は不景気の一時的現象ではなく、今後もこの流れは続くと思います。
 
また政府は最低時給千円を目標に掲げていますが、日本でジーンズを作っても対抗できないし、衣料品に限らずメーカーも円高・不況で海外への工場移転を進めていることも考慮して慎重に進めて頂きたいものです。
 
某大臣のお望みどおり円高で安いジーンズを買えて消費者は助かるかも知れませんが、日本の雇用は失われる・・。
 
「円高で Gパン安いが 空財布!」
 
そんな低価格ジーンズを日本のために生産してくれるカンボジアですが、なんと年末から来年初めにも初の証券取引所が開設されて、株式取引が始まります。
 
当初は電力や水道などの国営企業が上場するようですが、投機家の私としては興味を引かれます。
 
当初から日本人が国内で簡単に取引はできないと思いますが、アジアンパワーを印象付けるニュースですし、日本から富や雇用が移転することを嘆くばかりではなく、低賃金で一生懸命働く人達の株主になってリターンを返して貰うことも日本人の有効な防衛手段ではないでしょうか?
 
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