ゴールドマンショック(?)による下げは、週をまたいで地球一週で一応終わったようです。(第一波は!)
昨日はインドが0.25%の利上げを行いましたが、予想されていたことでこれも織り込み済みでしょう。
インドも今後段階的に利上げのサイクルに入っていくと予想されていますが、これに続く新興国は多いでしょうし、新興国の利上げショック(?)も市場に大きな影響は与えなくなってくるかも知れません。(中国は別物かも???)
2月頃のベア相場の時は、インドの利上げ予想も大きな影響を与えていたと思われますが、そこで織り込んだと言うべきか?、市場のセンチメントが当時と違うと言うべきか?
ゴールドマン詐欺容疑にしても、ボルカー・ルール発表時のような大きなショックを市場に与えることは今のところありません。
しかし、ボルカー・ルール強化を正当化するために訴追したとも言われているし、22日の「金融規制改革に向けた取り組み」についてのオバマ大統領演説時に市場が嫌気するような発言が飛び出すかは要注意だと思います。
(確かに、スケジュールを逆算して計画的に訴追したと言われれば、そうかもと思えてくる・・。)
月曜日にはゴールドマンショックの陰に隠れて目立ちませんでしたが(というよりその影響も受けていますが)、上海株は中国国内の不動産価格抑制策発表を受けて4.75%の急落を見せています。
一方、欧州ではギリシャ問題は進展したものの、今度はアイスランド火山が欧州全体の景気にも影響を与えかねない状況です。
こんな状況なのに、NYダウが見せるお気楽上昇ぶりには違和感があるのです!
なんか最近の日本の天気みたいですね。
寒いと思ったら翌日はポカポカ陽気だったり、1日で最高気温が10度上がったり下がったりは当たり前みたいな!?
(今日も太平洋側は最高気温が軒並み22~24度ですね。)
まあ、相場が天気予報のようにピタリと当たったら誰も苦労はしないのですけどね・・。
だって、アナリストなんて商売はバカバカしくて誰もやらなくなるよ!
自分で自分の予想に自分の金を賭ければ、もっと儲かるんだから!?
ゴールドマンはそれで儲けてるけど、予想屋も兼ねてイロイロと巧妙に裏工作できるから、毎期トレーディング収益がプラスなんであって・・。
(あれ、何の話だっけ?)
[←参考になりましたら一押し。m(._.)m]
ゴールドマンショックもインド利上げも織り込み?アイスランド火山や中国引き締め策など悪材料には事欠かないが・・?
