NYダウが9800を割るも10,000を回復して引けた!5月7日の1000ドル暴落が「災い転じて福となす」か?

昨夜のNYダウは終値だけ見れば、前日比0.2%安で大きな変化はないように見えますが、とても面白く不可解な(?)動きをしました。
 
寄り付きからリスク回避全開モードで、5月7日の大暴落でも割らなかった9800を割り込み、場中の年初来安値を更新しました。
 
9774で底を付けた後も軟調に9800台近辺で推移していましたが、終盤から急速に買い戻されて、なんと終値では10,000を回復して引けました。
 
終値だけを見ると10,000を死守して前日の10,061から10,043へとほぼ横這いで推移しています。
 
不思議だな~と思うことがいくつかあります。
●5月7日の大暴落も含めて、終値ではダウがまだ10,000を割っていないこと。
 
●昨日の買戻しについて理由が特にないこと。ファンダメンタルズに変化はないが、割安感から買いが入ったとの説明。
 
●5月7日の大暴落の後に、暴落分を完全に回復して戻した後に、また下げに転じて昨夜は暴落の底(9,800台)を若干割り込んだ後に10,000を回復していること。
 
結局5月7日の大暴落は市場の動きを先取りしていたことになりますね。
 
昨夜の買戻しは、9,800台であの大暴落の底に並んだので節目で割安と見た買いが入ったのでしょう。(+ショート筋の目標値達成による買戻し!?)
 
だから底を打ったとは今の相場環境ではとても言えないと思います。
 
しかしながら、理由もなく戻したからこそ一端の底になるかも知れないと期待もできます。(誰もが疑うときに理由もなく底を打つものだから!?)
 
北の将軍様の次の一手は読めないので相場も読めないのですが(!?)、なんとなく売りはもう充分で織り込むだけ下げただろうという意識が広がって来るかな~と?
 
5月7日のダウ1000ドル暴落時の9,800~10,800の間でレンジを描く動きになるかも知れませんね?(今のところ、その後の上値と下値はほぼ一致しています。)
 
逆にダラダラと9,800を簡単に割り込んでいくと、戻ってくるのに時間が掛かるのかな~と?
 
あの意味不明の1000ドル暴落が厄介を招いただけではなく、クッションにつっかえ棒になって節目として良い意味でサポートになることを期待!
 
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