国民投票で物議を醸したギリシャの財政危機から、イタリアに飛び火してマーケットはベルルスコーニ首相を辞任に追い込みました。
ロシアンルーレットは廻る廻るよ~。(次はスペイン?フランスも危ない?)
そして、過ぎたと思ったらまた戻ってくるよ~。
関係ありませんが、南欧のリーダーの名前って覚えにくいのか、覚え易いのか?
ギリシャでは、パパンドレウが辞任してパパデモス?
今日も広場で緊縮財政に抗議してパパデモスるからママオツカイ、みたいな?
またパパに首相やらせて大丈夫なのと余計な心配をしてしまいます!?
イタリアでは、ベルルスコーニが辞任してマリオ・モンティ氏?
これを指名したのが、パスタの国のナポリターノ大統領?
でも、ナポリタンはイタリア料理ではなく日本食だって知ってたぁ~?
あれ、皆ナポリから広まったと思ってるけど、横浜の老舗ホテルが考案したんだって。
ナポリに行って、レストランでナポリタンを頼んじゃ駄目だよ。
そんなタモリ的小ネタはさておき、財政危機の南欧2カ国で同時期にリーダーが交代しています。
リーダーが代わっても数字はドライであり、財政危機が収まる訳ではないことは毎年リーダーを変えている日本で一向に改善されていないことからもわかります!?
私はこのリーダー達がどのように国をまとめるかが極めて重要で、トレンドの向かう先が良い方向か悪い方向かを見定めるヒントがあるように思います。
財政危機という面では、ギリシャとイタリアの対処で今後廻るロシアンルーレットの深刻さを推し量れるかも知れない。
もっと大きな意味では、2012年にアメリカは勿論のこと、財政危機を抱えていない中国・ロシアを含めて世界のリーダーの交代が相次ぎます。
つまり、ギリシャとイタリアの新リーダーのやること・なすことを見て、来年のリーダー交代後の世界が良い方向へ向かうのか?悪い方向へ向かうのか?を推し量れるかも知れません。
パパで大丈夫とかナポリタンとかふざけている場合ではない!(スミマセン!)
そんな中、日本の投信の雄「グローバル・ソブリン・オープン」(グロソブ)がイタリア国債を全て売却したようです。
11月2日時点で3.7%だった保有率が7日までにはゼロになったようです。
ありゃ、なんとフランス国債は10月中に全て売却したんだって。
でも代わりに買うものがないだろうと思ったら、日本国債やオーストラリア国債を増やしているらしい。
グロソブの信託報酬が1.3%なのに日本国債を増やして毎月分配ってサギだろうと思うのですが、もうこの商品のコンセプトが時代に全く合ってないよね。
(ATMから自分で預金引き出して、やった分配金って喜んじゃうみたいな!?そのうち口座がゼロになるよ!)
まだまだイロイロな国を売らなきゃいけなくて、グロソブが気付いたらグローバルではなく一国集中の豪国債ファンドになっていたなんてサギ結末になることもあながちジョークとは言えない!?
デモしないから、パパデモスとスーパーマリオ頑張って!
世直しは南欧から!(さもなくば・・。)