世界景気懸念でリーマンショック級の下落!約7年の相場サイクル終焉のサインか!?

先週金曜日のNYダウは530ドル下げて約4年ぶりの値下がり幅を記録しました。
先週1週間での1000ドル超下落はリーマンショック直後の2008年10月以来の約7年ぶりの大きさです!
その下落も殆どが木・金の2日間だけですから、7年ぶりのビッグウェーブ到来と言っても言い過ぎではないかも知れません!?
 
WTI原油先物も辛うじて40ドル台でいつ割り込んでもおかしくない状況。
CRB商品指数は既に8月からリーマンショック時を下回り12年ぶりの安値です。
英FTSEの8営業日続落も2011年以来の長さ。
 
週明けの日経平均は場中に19,000円台を割り込む場面もあり、20,000円台を付けていた木曜日から2営業日で約1,000円下げています。(2営業日目は始まったばかりだが・・)
場中に年初来高値に迫る20,900円台を付けた8月11日から、たった9営業日で場中に18,900円台を付けて2,000円下げたことになります。
まあ、確かにリーマンショック級は別にしてビッグウェーブであることは確かでしょう。
 
で、なんでこんなに下げているの?
世界景気懸念って何それ?
そのうち8割以上は中国景気減速懸念?
それに付随した新興国景気懸念と商品市場低迷懸念?
それにプラスして可能性としてある9月の米利上げが近づき、最悪のタイミングでリスク回避に拍車を掛けている?
 
そういえば、昨年10月も世界景気減速懸念なる不確かな理由でそれなりに下げる局面がありましたが、直ぐにその懸念は解消されて(誤解だったで片付けられて!?)戻した後には上昇相場に転じました。
今回はそれよりは厄介そうですが、天与の押し目かどうかは後にならなきゃわからない!
 
リーマンショック級(とか時とか以上とか)という言葉が多く出て来るのも、リーマンショック措置の低金利から利上げで正常運転に戻ろうとしている現在まで約7年間の相場サイクルが終わるシグナルなのかも知れませんね。
7年も経てば、百年級はなくても十年に一度の暴落でもう一波乱も二波乱もドカーンと来ても不思議はないようにも思えます!?(決して望んでいる訳ではないが)
 
しばらくは中国市場の動向とその対策、米国市場と利上げの動向、原油価格中心に商品市況、新興国通貨の下げ止まり状況など、多面的に目を向ける必要がありそうですね。
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