下降線のNYダウと実体経済懸念の中国でリスクオフは9月FOMCまで?

日経平均は強いですね。
2万円台を悠々と泳いで年初来高値を更新して2万1千円台に上昇してもおかしくない位置です。
以前は世界のリスクオフが円高も通じて如実に表れたので、日経平均を見ていれば世界のマーケットの動きも推察できたのですが、今はさっぱりわかりません。
 
世界ではギリシャショックは落ち着いたものの、上海市場暴落から人民元切り下げで中国の実体経済が懸念される状況となり、東南アジアを中心に株価も通貨も打撃を受け、商品市場も概ね下落を続けWTI原油は年初来安値を更新しました。
 
NYダウも5月の年初来高値18,351から下降線を辿り今は17,400前後ですね。
高値よりも2月に付けた年初来安値17,037更新の方が可能性は高いように見えます!?
 
NY市場と香港市場(中国株)を見る限り、”Sell in May”は今年もピタリと当たっているように見えます。
(何故か、日経平均は6月以降も横這いor やや上昇で当たっていませんが・・!?)
人民元切り下げが足を引っ張る可能性もありますが、9月には米国で利上げの可能性があります。
利上げなら(なくても)9月が節目となる可能性もありますね。
 
”Sell in May・・・”は5月に売って9月の第2週にイギリスで行われるセントレジャーという競馬レース開催日までに戻って来いと続きます。
FOMCの9月会合は第3週の16-17日です。
仮に9月FOMCの前後で底を付けるなら格言とピタリと一致しますね!?
 
でも、利上げ延期ならいつまでも重しとなり上昇に転じるとも思えません。
噂で売って事実で買う、実行されたらオシマイで、利上げ実施されたら一時的に混乱しても上昇に転じる可能性はありそうですね。
米中の株価や動向に翻弄されていた日経平均の変わりようは素晴らしいので(!?)、ブイブイ上昇で我が道を行っちゃって下さい!?
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