楽天証券の投信積立で楽天キャッシュ決済6/19開始だが楽天カードからの切り替え再整理!

楽天証券で6月19日から投信積立での「楽天キャッシュ」決済開始と告知されていますが、で?自分はどうするんだっけ?と一瞬思ってしまいました!?
スキームやスケジュールが若干複雑なので2月のアナウンス時に自分はこう使うなと決めていてもアレ結局どうすべきだっけと戸惑う人も少なくないと思うので再整理しましょう。
 
6月19日から開始となるのは8月買付分の楽天キャッシュ決済による積立分です。
楽天証券で積立枠を増やす場合と月5万円枠内で継続する場合に分けて考えます。
 
●今後も月5万円枠内で積立継続する場合
現在の積立を楽天カード決済で継続か楽天キャッシュ決済に切り替えるべきかを決める必要があります。
楽天カード決済によるポイント還元いわゆる改悪は9月買付分からなので切り替える場合はまだ急ぐ必要はないですが、方針が決まっているなら忘れない内に切り替えてしまった方が良いでしょう。
 
対象銘柄の信託報酬0.4%未満なら0.2%ポイント還元に低下するので、銘柄を問わず0.5%還元となる楽天キャッシュ決済に移行すべきでしょう。
(12月買付分までは楽天キャッシュ決済でもキャンペーンにより1%還元となる。)
 
対象銘柄の信託報酬0.4%以上なら楽天カード積立によるポイント還元は1%で変更がないので、楽天キャッシュ決済に移行するメリットはありません。
 
●今後は2方式併用して月10万円枠内で積み立てる場合
まずはポイント還元率を考慮して楽天カード積立と楽天キャッシュ積立の対象銘柄を決定します。
楽天キャッシュによる8月買付分に間に合うように設定を行い、銘柄入れ替えや積立額等で必要ならば楽天カード積立の設定も変更します。
 
基本は信託報酬0.4%未満を楽天キャッシュ5万円枠内で、信託報酬0.4%以上を楽天カード5万円枠内の計月10万円枠内まで増額させて投資することが可能となり、この層にとっては改悪ではなく改善というパターンも多いはずです。
(5万円枠の還元がそれぞれ0.5%と1.0%で10万円枠の平均でも0.75%と高還元のレベル)
 
低信託報酬の投信を月10万円まで投資するという方法もありますが、楽天カード枠5万円分の還元率が0.2%に低下して楽天キャッシュ分と合わせても平均還元率0.35%まで下がるので魅力はありません。
積立額の多い方は1%還元前後の他社での積み立てとの併用を検討した方が良さそうです。
 
楽天キャッシュ積立の申込締切日は「毎月12日までの積立設定で翌月の積立注文が行われます」となっているので、8月買付分に間に合わせるためには7月12日までに設定が必要と思われます。
楽天カードから9月買付分より楽天キャッシュに切り替えるだけなら8月12日までに設定が必要と思われます。
6月19日から設定開始とはなりますが、まだ1カ月から2カ月は検討する時間はあります。
 
2月の時点で告知されていたのか定かではありませんが、楽天キャッシュ積立では積立設定日を「1日から28日で選択できる」と今回知りました。
カード積立では選べず勝手に決められるケースが多いので、これは地味にメリットですね。
月内で分散したいなら楽天カードや他社でのカード積立、自分でNISAや特定口座で設定している積立買付日とバランスを考えて設定できますね。
 
楽天証券のクレカ積立が一部いや大分改悪されるとしても、改善点もあり良いところを見つけて上手く使いたいものですね。
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