3月5日の記事の続編です。
ベトナムのVN指数も500で反転したかに見えますが、さて?
相場環境が良くなかったので続編を書くのを控えていました。
たぶん読んで心地よい記事ではないので。
それでも、読者にも迎合しない八方不美人の私のブログでは書きますよ。
(本当は癒し系ブログ路線で行きたいんですけどね!?)
1度はベトナムブームに乗ろうとした身、自戒を込めて言います。
自立した投資家を目指すためには肝に銘じる教訓だと思うので。
「日本人とアラブ人がやって来たら手仕舞いせよ」
と欧米で揶揄される格言は残念ながら未だ有効である。(アラブ人は知りません)
この言葉知らない方も多いのではないかと思います。
何故でしょう?
ブローカーも専門家も大事なお客さんに向かってハッキリ言えないからではないでしょうか?
そこが一番の儲けどころだから。
ネットで検索すると自称プロの元外交官の予想でたらめド素人があたかも個人投資家が未熟であるような戒めとして使っていますが、とんでもない日本の機関投資家も業者も自称専門家も全て含めてです。
(投資能力と関係ない“元外交官”という肩書きに騙される未熟な素人から集金しておいて批判するパラドックスは滑稽!)
日本の個人投資家のスキルが成熟しないとしたら、それは環境が悪いからです。
つまり、個人投資家を相手に商売をしている人達の能力・成熟度がまず問われるべきです。
(個人に成熟されたら商売になりませんかね?そんな事はないですよ、情報や意見は必要です。)
私は別の観点で国民性から考えて見ます。
●人と同じ事をして安心する
●流行・ブームを追う
●主体性に欠ける(判断を人に預ける)
●何でも万人共通のマニュアルを作りたがり、従うと安心
これらは投資をする上でマイナスにしか働きません。
これはベトナムのバブル崩壊に限った話ではありません。
日本のバブル崩壊もそうでしょうし、絶対儲かると言われ皆が損したNTT株上場、中国A株ETF上場時の指数に連動しない異常な高騰など枚挙に暇がありません。
これは個人投資家にだけ問題があるのではなく、ベトナムも中国A株もバブルが始まった後に業者が乗っかり商品化し、売るために更に煽り、初めて買うときには既に天井にあるからです。
自戒を込めてキツイ事を言いますが、私は
「日本人が群がったらさっさと離れろ」
を当面は投資方針に入れていくつもりです。
さらに、この現象を非科学で説明してみます。
自分で判断せずに「思考」と「努力」を放棄し、騰がっている、皆が買っている、自称プロが薦めるという理由にならない理由で買う人には”誰かさん”が儲けさせないからではないでしょうか?(因果応報)
これは私がこのブログで繰り返し述べていることであり、結局は近道であると信じていることです。(勿論出来ていませんよ、目指しているのです。)
ウォーレン・バフェットもこう言っています。(うろ覚え)
「投資に於いてもまさしく、天は自ら助くる者を助くのである」
ふー、今日は書いていてもキツイ内容。(いつもだろ!)
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