株式(投信)とFXの両方で資産運用される方も多いと思います。
異なるアセットクラス間の資金配分は誰しも悩むのではないでしょうか?
こういうのにも教科書があるのか知りませんが、
債券対株式=1:1という考え方を取れば、FXのレバ3倍の場合で
FX証拠金:株式=1:3位が標準になるのでしょうか?
これは私が理想的と考える配分に近いです。
どちらが得意であるか、資産規模等、人それぞれですから正解などないと思いますが、私の考え方を書いてみます。
(マニュアルは自分が作る!)
私の現在のポートフォリオでは以下の配分になっています。
FX証拠金 :株式(投信)= 43% : 57%
FX取引額 :株式(投信)= 79% : 21%
現状は明らかにFXに資金を配分し過ぎなのです。
特に取引額ベースでは4:1までにFXに偏っています。
(現状FXのレバは5倍程度ですが、8通貨ペアのうち6ペアに買値でストップを入れているのでご心配なく)
中長期的にはFX証拠金対株式を1:3程度に持っていきたいのですが、私がそう考える理由は以下の通りです。
●FXは全てを失うリスクが0ではない。万が一の場合でもやり直しが効く範囲は資産の25~30%減である。(株式は信用取引を行わないことが条件)
●そもそも私は「FXでキャッシュフローを生み出す資産を買う」という考えなので、予定している月65万円のスワップでも充分。
●税制面を考えても、総合課税のFXで年間約800万円のスワップ収入に更に積み増しをしていくよりも、税率10~20%の株式投資に資金を追加したほうが有利。
では今何故FXに偏っているかと言うと、
●投資資金約4100万円で給与代わりのキャッシュフローを得ることを考えると、半分近くをFXに回さざるを得ない。(これでも常識的にはレバレッジリスク取り過ぎでしょう。)
●今年は株も為替もいつ浮上するかは判らないので、下値揉み合いならスワップ稼ぎに資金を割いたほうが得策。(勿論80円の円高があれば高リスクですよ。最近聞かないけど・・。)
まあ、色々悩みながら今の配分になっている訳です。
因みに、私の資産は円貨0なので株式も含め全て為替リスクにさらされています。
FXと株式で資金の配分に悩んでいる方と今後スワップ収入での経済的自由を考えている方の参考になれば幸いです。
*でも、スワップで何十年も暮らすという考え方は危険だと思いますよ。また別の機会に。