わかりませんよ。でも、インチキ予想してみます。
クロス円の動きを見る時はドルストレートとドル円に因数分解して観察することをオススメします。
(TRY/JPYならUSD/TRYとUSD/JPYにわける)
ドル売り・円買いに傾くと、クロス円はドルストレートの上昇とドル円の下落が掛け合わせた積の方向に動きます。
簡単に言うと、ドル売りと円買いで動きの強いほうに引っ張られます。
現状は円買いの方が強いのでクロス円下落となるわけですが、ドルストレートの上昇により緩和され下落スピードは抑えられます。
ところが、高金利通貨はドル売りトレンドとなった場合にもリスク回避から高金利通貨売り・ドル買いと逆の方向に動く場合があります。
現状はそうなっており、TRY/ZAR/ISKは全て売られドルが買われています。
そこに、ドル円の下落も加わり高金利通貨の急降下が起こります。
最近この傾向はトルコリラに於いて顕著であり、南アランドはドルストレートでは素直にドル売りで反応することも多くなりました。
前置きが長くなりましたが、下落が進んだ場合、
TRY/JPYの前回安値75円割れと同時に、
USD/TRYが1.32~1.34で底堅さ(売りなのでチャートでは天井堅さ)を見せれば買いのチャンスだと思います。
それ以上の大きな下落は起こりにくいとインチキ予想します。
現在のトルコのファンダメンタルズは短期的に悪いです。
政治も経済も良くありません。
しかし、それは既に織り込まれていると考えています。
トルコの株式市場もISE指数40,000割れを起こしていましたが、底堅さを見せ現在は42,000まで回復しており、今日の前場の下げも-1.5%に過ぎません。
ISE指数35,000に向かって下落していくとしたら、ファンダと関係なくヘッジファンドのレバッレッジ取引がまだ相当残っていて異常に巻き返されるケースでしょう。
(もう相当炙り出されたと見てますけど、所詮インチキ予想!)
結論として、
●資金に余裕のある方は今76円で買いを入れてもよい。
●含み損を避けたい方は前回安値74円台で底堅さを見せ反転した後で買う。(買いチャンスを逃す可能性あり)
●73円台に突入の場合は様子見。
てな感じですかね。
勿論、私はインチキ予想の結果に一切の責任を持ちません。
(私は78円台ホールドで様子見ですから!ストップ入れときゃ良かった。)
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